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2009年4月

ジョージ朝倉の才能と欠点

ジョージ朝倉『ピース オブ ケイク』五巻をずっと探していたのですが、昨日やっとビレッジバンガードで見つけました。しかもこれが最終巻!!

発行日が2009年2月となっていてビックリ。その間数え切れないほど書店に行ったのに、発見できなかったのはなぜ・・・
売り切れだったのか、それほど仕入れられていないのか。

帯には「ジョージの漫画を読むと、自分のなかの女がチクチク痛くなる」と蜷川実花さんの推薦つき。これは期待大だぞ~~~

と読み始めたのですが、

・・・

ガッカリ(涙)

蜷川さんのお言葉、それが当てはまるのは3巻まで(よく言って4巻まで)。
この最終巻には当てはまりません。

どうしてこんな風に話が展開していくのか? いくら仕事がなくなったからといって犯罪まがいのことに手を染めるなんて無茶苦茶すぎるし、軟弱な男にお堅い職業の彼女が実はいたり、なんて定番すぎて興ざめ。その軟弱な男とリゾート地にいくまでの経緯もリアリティゼロなら、男がそこで恋に落ちる相手もリアリティゼロ

つまり!!

4巻まではあった「そうそう!! 恋ってこうなのよね!!」という共感度が一気になくなってしまったのです。

もちろん、本を読む楽しみとして、
「へえ~こんな世界もあるんだ」
という未知への興味があることも重々承知。とはいえ、そこにはリアリティがないとだめだと思うのです。

【結論】

ジョージ朝倉には才能があると思います。
その才能とは、

発想力、共感力

人が思いつかないようなキャラ、ストーリーを構想し、人の心をわしづかみにする力。
しかし、たいてい終盤にさしかかるにつれ、ストーリーがだれて、ありえないような展開になったり、唐突な終わり方になったりしてしまう。
(たとえば『カラオケ・バカ一代』『ハッピーエンド』『少年少女ロマンス』『ハートを打ちのめせ!』)
飽きっぽいのでしょうか。それとも、編集の方の腕が足りないのでしょうか。

もったいない。ああもったいない。

残念だなあ。ずっと楽しみに読んできたのに、『ピース オブ ケイク』

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官能的、哀しい、ヒヤヒヤする『飛べないシーソー』

島崎ひろ『飛べないシーソー』は第87回オール読物新人賞受賞作。

メッタ斬りで好評だったので、探しに探して(まだ単行本化されてない)やっと見つけました。オール読物2007年5月号に掲載されてます。

苦労して見つけたからというわけではないのでしょうが、とっても面白かったです。読了後数日経っても、余韻が残る作品。

【ストーリー】

主人公のユズはおまわりさんと付き合っている(プロポーズもされている)一方、妹の恋人とも濃厚な肉体関係がある。
五歳下の妹とは、昔からぎくしゃくした関係。
妹は父と仲がいいが、ユズは父のことが苦手だ。
その父が倒れたことで、物語が動き出す。

【見どころ】

妹の恋人であるコウのキャラクターが秀逸
音楽で食べていくという夢を追いかけていて、貧乏で、軽薄。
情けないんだけど、男としてはどこか色気があって魅力的。ユズと出会ったころの彼なんて、こんな子いたらエロすぎーという感じです。

コウだけでなく、主人公のユズも、ユズと険悪な妹もいい味出してます。
「こんな人いないよ」「なんなのこの言動は」と冷めることもなし。

たった一人、コウの父親だけはキャラクターとして定番すぎるかなあというきらいもあります。

が、そんなことは吹き飛ばしてしまうくらい、物語として面白い。

哀しくて、官能的で、確執にヒヤヒヤする。
日常なんだけど、非日常も堪能できる、極上の中編小説です。

早くこの著者の他の作品が読みたい。

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虐待事件に父の言動を思い出す

【虐待事件のニュースを見続けていたら】

大阪市西淀川区の松本聖香ちゃん死体遺棄事件、胸がふさがるような思いがします。

毎日のように見ていたら、ついに父の夢を見てしまいました。。。
小学校のころ、酔った父からどんな風に呼ばれていたかとか、どういう暴力をふるわれたかとか、もう二十年近く忘れていたようなことです。思い出したくなかった・・・
ここ数日、毎晩のように父から追いかけられる夢をみて、気分が悪いです。
こういうの、しばらくなかったんですけどね~

原因が明白なので、さっそく今日から対策をとります。

【対策】

夕方以降は、虐待など残虐なニュースは見ない

これは、ずっと心がけてきたことだったのですが、最近ちょっと油断してました。
夕方って、やけに保険のコマーシャルが多い。
災害や事故や事件の報道を見た視聴者が不安になるのを見越してのことなんですよね。
というか、不安を煽るような報道をしているといった方が正しいかも。

備えることは大切なんですが、必要以上に過敏になることはないんです。

【夜の過ごし方】

早めの夕食をたべたら、新鮮なフルーツやナッツなどデザートでもいただきながら、家族とお気楽なテレビを見たり読書したりして、ゆっくり過ごす

これがベストなんじゃないでしょうか。
暗いこと考えても(考えさせられても)いいことないですから。特に夜は。

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草彅剛の飲酒全裸事件について

「草彅剛容疑者」ってインパクトありますね。温厚で品のあるイメージの彼だけに。

普段の草彅剛さんは、どんな飲み方をしていたのか?
○いつもビール一杯程度で、紳士的だった(居酒屋の店主談)
○二日酔いで撮影現場に現れ、木村拓哉にたしなめられていた(関係者談)

と二通りあるわけですが、後者の場合、「許せる」度合が一気に下がりますね。
ああ、普段からこんな感じだったんだ・・・ということで。

【大目に見てあげよう】

誰かを傷つけたというわけじゃないのだから、このくらいいいじゃないの。
そう思わせる根拠として、以下が挙げられます。

深夜のほとんど誰もいない公園で全裸になったことが、はたして公然わいせつになるのか?(そして草彅剛の裸はわいせつか?(笑))

・ふだん品行方正な彼がこうなったのには、よほどの事情があるに違いない

・複数の人間が騒いでいたという情報があるのに、逮捕されたときは一人だった。彼はハメられたのでは?

飲酒して起こした過ちだから、大目に見てあげよう。

【きちんと罰せられるべき】

一方、簡単に許されるべきではないという意見としては、

公人なのだから、酒の飲み方には気をつける必要がある。呑んでいたから、では理由にならない。

・深夜に大声で叫ぶなんて、近隣住民にとっては迷惑でしかない。(「とてもいい声だった」という声もありましたが)

【日本という国の、酒に対する甘さ】

私の意見は「同情の余地はあるけれど、酒が入ってのことだからという点で甘くなってはいけない」です。

日本には、無礼講なんて言葉があるくらい、酒に甘いですね。
そういった慣習が飲酒による事故や事件、そしてアルコール依存症患者を増やしてきたのだと思うと、憤りすら感じます。

飲み方を知らない大人は、自分だけでなく周りの親しい人、それから見ず知らずの人たちをも傷つけます。

酒を楽しむのは20代前半くらいにしておいて、そのあとは断酒する。

それがベストではないでしょうか。

断酒のメリットって本当に大きいですよ。

1.夫婦円満
2.家族円満
3.貯金
4.健康
5.良質の睡眠がとれる
6.人間関係が良好に(家族のみならず、親戚、友人、会社関係など)
7.夜に自分の好きなことをする時間が持てる(時間管理)
8.きちんと片づけて眠れる
9.思考がネガティブになりにくい

デメリットはなしです。
禁酒しつづけてる私の実体験に基づく意見です。

この機会にみなさんもお酒、やめてみませんか?

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ひきこもりを作る家庭

【本気塾】

昨日夕方のニュースの特集で「本気塾」という存在を知りました。

精神科の通院歴がある人や、薬物依存、ギャンブル依存、ひきこもりなどといった人たちを受け入れている場所です。

印象に残った一人の男性がいます。テツオ(仮名)という29歳の精神科に通う男性。ふだんは穏やかなのですが、あるとき突然キレて、周りに暴言をはいたり暴力をふるったりするのです。

テツオは有名進学校から医学部を目指していましたが、受験に失敗し、親からひどく責められたとのこと。
その辺りから精神科に通うようになりました。

【失敗を責める肉親】

私も大学受験に失敗したとき、父親と祖母から相当叱責されました。(私が通っていたのは進学校ではなかったのですが)
「お前がサボっていたからだ」「一年間何やってたんだ」などなど。

そういえば、不合格を責めたのはその二人だけだったなあーとしみじみ思いだしたわけです。

【勉強を強いる肉親】

それから、もうひとつ思ったのは父の姉(祖母の娘)のこと。
伯母にはひきこもり&家庭内暴力経験の息子がいます。
伯母はその息子にかなり厳しく勉強を強いていました。

「通知表の成績が1ランクあがったから、はい1000円」
と手渡しているのを見たこともあります。

伯母の息子は小さい時から手がかからず勉強も一生懸命やってきましたが、あるときから学校に行けなくなってしまいました。
伯母は悩み、苦しみ、「私がいい子でいることを押しつけすぎたのだ」などと私の母に漏らしていました。

けれどやはり、支配的な性格というものはそう簡単に変わるものではなく、私の父のアルコール依存症問題に関しても私や妹たち、ひいてはその夫たちにまで自分の意見を押し付けてきます。
自分の娘が妊娠したと告げたときも、一も二もなく「おろしなさい」と一方的に電話を切ったそうです。

伯母の息子は1.5流くらいの大学を卒業して、現在大手自動車メーカーに勤務しています。
やっぱり、伯母の望む道を生きているんですね。

あの伯母が母親だったら相当きついだろうなあと思います。

また、私の仲の良い友人のお兄さんは、ひきこもり歴15年になりました。
やはり勉強を強いる→受験に失敗→ひきこもりという流れをたどっています。
友人の母親も、伯母同様、世間体をすごく気にする人らしいです。

【ひきこもり・家庭内暴力を振るう子どもの共通点】

本気塾の話に戻りますと、テツオの両親はテツオに7年間会いに来ていないそうです。
息子に会うのが怖いと言って。
テツオは「みんなにもっと構ってほしい」とうつむいていました。このみんなというのは、塾にいる仲間やスタッフを指していましたが、もしかしたら両親のことも含まれていたのかもしれません。

親は子どもに
「○○ができるから好き」
じゃなく、

あなただから好き

いてくれるだけでいい

と伝えることが大切なのだ、と感じました。
勉強勉強と無理じいして、失敗したら突き放す。
こんなことでは子どもはつらすぎますよね。

先日読んだ「発達障害の子をどう育てるか」という内容の本に、こんなことが書いてありました。

叱るときは人格ではなく、行動を叱る

いい言葉だと思いました。
そういうことをしてはだめ。でもあなたを大事に思っていることに変わりはない。

まーこういうのも、伝え方を誤ると重いんですけどね・・・

子育てって難しい。

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プレッシャーを与える天才

【実はまだ携帯解約してません】

父からの頻繁な電話が苦痛なので、携帯を解約する。新しい番号は教えない。

ということに決めて、実際新しい携帯を購入したのですが、旧携帯をまだ解約していないので、父からの電話にはたまに出ています。

なぜ解約していないかというと、年単位契約のため今解約すると違約金が発生するのです。初夏まで待って解約しようというもくろみ。

たまにかかってくるとはいえ、ずいぶん気は楽になりました。
「いつでも解約できる」という拠り所があるからです。
近々解約するということは父にも伝えました。

【楽ではあるが、やっぱりきつい】

昨夜も父から電話がありました。20日ぶりくらいだったので、出ることに。
最初は孫(私の娘)と話して上機嫌。
そのあと私に代わってお腹の赤ちゃんの様子など尋ね始めました。

「お腹の赤ん坊に何かあったら、お前が悲しむ。そうなると俺はガクッときそうな気がする」

「○○(孫)や赤ん坊が元気なのが、一番だ」

愛情にあふれた言葉だと思います。

が、なぜか父が言うとプレッシャーなんですよね・・・
私の心に重くのしかかる。

【前回の妊娠時の暴言】

今は断酒続行中の父ですが、三年まえは飲みまくりでした。
それで、こんなことを言われたのです。

「障害児が生まれたら、母親であるお前の責任だ」

妊娠中の食生活に気をつけろ、という話の流れから出た言葉でしたが、ひどく落ち込みました。ズシーンときました。

重いひとことです。

【対策】

・耐えられなくなったら、最後の砦は「携帯解約」。たとえ違約金発生しない時期まで待たずとも。

・それまでは出る心の余裕のあるときは電話に出る。疲れているときは出ない

できるだけ孫と会話させる

・話していて沈んできたら適当な用事を作って切る

こんなところです。
愛情も、伝え方を誤ると苦痛でしかないですね。

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妊婦とめまい

先日、ほぼ一日中ひどいめまいに襲われて地獄でした・・・

妊娠後期になると、大きくなった子宮に心臓が圧迫されて血液がいきにくくなり、一時的に低血圧になる
というのが原因らしいです。

確かに、もうすぐ妊娠八か月ですが、子宮が非常に大きくなったことは日々実感します。
赤ちゃんが、私の股間のすぐ上~両方の脇腹~胸のすぐ下と、縦横無尽に動き回っているからです。

胃や心臓や肺はどこにいってしまったのか? と思ったり。

【対策】

妊娠後期のめまい対策としては、

1.イスに座り、足首をつかむ

2.うつぶせに寝て、頭を低くする

3.長時間仰向けで寝ない

4.起き上がるときはゆっくり。まず横をむいて30秒、頭を下げて30秒、それから上体を起こすのがベスト

5.睡眠をきちんととる

6.車に乗るのは避けた方がいい(安全&嘔吐予防のため)

7.炭酸水をのむ

8.肩などマッサージしてもらう

以上です。

世界がぐるぐる回っているときは不安でしたが、原因と対策がわかるとかなりホッとします。

あと二か月ちょい、マタニティライフを安全に楽しみたいと思います。

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『今日も夫婦やってます』南Q太

漫画家がエッセイマンガを出すのは、いまや珍しいことではありません。エッセイマンガじゃなく、ふつうのエッセイを書くのも。

さよならみどりちゃん』(←名作)や『スクナヒコナ』、『クールパイン』、『夢の温度』で有名な漫画家南Q太もその一人。

Web連載のエッセイが一冊の本に。タイトルは『今日も夫婦やってます

南Q太は結婚三度目。
夫は結婚二度目。
夫の連れ子(ちょっとヒステリックな娘)と、自分の子二人。それからさらに二人増えて子どもは五人に。

夫婦と家族の日常について、書かれたエッセイです。
頭でいろいろ考えてこねくり回された文章じゃなく、身体からスパッと出てくる生モノの言葉がとても心地いいです。

義父母や義娘、それからもちろん夫に対してもけっこう厳しいこと、言います。

でも、なんか後味がいいんですよねー。
ほんと南Q太って「腹が据わってる」作家だと思う。

南Q太初心者にも自信を持ってオススメ!

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