« エイズの検査を受けます | トップページ | 父に感謝する美容法 »

HIV検査行ってきました

場所は、都心の駅から歩いて五分ほどのビルのワンフロア。ほかのフロアには会社が入っているようでした。

受付開始と同時に入室したので、人はかなりまばら。

若い女性、若い男性、年配の男性の三人だけ。おそらく全員日本人。みなさんとても清潔感のある、上品な方々でした。さすがに目を合わせたりはしませんが、特にお互いを意識している感じもなし。

【いざ検査へ】

検査の流れはこんな感じ

1.受付で検査申込書に記入する

好きな数字を4つ
性別、年齢
検査結果を訊きに来る日

記入するのはこれだけ。この用紙は控えを大事に保管しておかなくてはなりません。結果を聞く際に必要なので。

2.呼ばれるまで待つ

匿名なので、もちろん呼ばれるのは番号

3.呼ばれて検査室へ入る

ちなみに私は幼児をふたり連れて行ったのですが、人が少なく子もご機嫌だったので、受付の女性がみていてくださいました。助かりました。

4.ガイダンスを聞く(先生と一対一で)

HIVとは何か
どんな風に感染するか
検査結果はどうやって知らせるか
感染がわかったらどうするか

などをファイルに入ったカラーコピーを使いながら、説明してくださいます。
だいたいは本で仕入れた知識と同じでしたが、あらためて、人の言葉で目の前で聞くと、やっぱり頭への入り方が違いました。

5.となりの部屋へ移って採血

今回はたまたまでしょうが、ガイダンスの先生も、採決をしてくださった先生も、女性でした。やっぱり心理的に壁が少なかった気がする・・・

ふたりとも、きびきびして温かい、感じのいい方でした。

採血量は、スプーン一杯分くらいで、ほんのちょっと。

針は一回一回使い捨てです。目の前で新しい針に変えるところを見せてくださいました。

私の検体番号シールを、検査申込書の検体番号と照らし合わせながら、採血した容器に貼ります。

6.採血した箇所にテープを貼って、五分しっかり押さえる

7.解散、もしくは別室に移って相談

ここまでで所要時間は15分くらい。

せっかくの機会なので相談をお願いすることにしました。

採血をしてくださった先生が「今日はカウンセラーが男性ですが、よろしいですか?」と何度か確認されました。

相談を終えた今思うと、だいぶリアルな性行為の話題に踏み込むので、非常に的を得た確認だったと感じます。

8.相談室へ

入室してまず、カウンセリングの時間(15~20分)と、出て行きたくなったら出て行っていい、話したくないことは話さなくていい、などのレクチャーを受けます。

「身内に連れてきたいひとがいるのですが・・・」と話しました。

彼は私の話をひととおり聞いて、「それは心配ですね・・・」とひとこと。

それから

・一週間待つのがきついなら即日で結果がわかるところに受けにいくという手もある
(でもその場合、「正確な結果が出ないので、一週間後にまた来てください」と言われる確率も高い)

・日本女性の感染率は低いので、むやみに不安にならなくてもいい

と教えて下さいました。

具体的な数値としては、

東京都、平成19年の調査

新規に報告されたHIV感染者、AIDS患者報告数の年次推移

日本男性、日本女性、外国男性、外国女性のうち、日本女性、外国女性はそれぞれ15人程度(平成19年一年間で)。外国男性が35人程度で、日本男性は450人超!

平成10年度からの推移を見ても、日本女性、外国女性、外国男性はほぼ横ばい。なのに日本男性は150人(平成10年)→450人(平成19年)と増加

カウンセラーの方によると「この450人のうち7割は、男性同士のアナルセックスによる感染です」とのこと。

【相談室続き:避妊について】

コンドームについて質問してみました。

「こうこうこういう形状だと、つけにくかったりしますよね?」←リアルなので詳細省略

するとカウンセラーさん

おもむろに

机の上にあったアンティークっぽいトランクに手を伸ばし

パカッと開けました。

そこにあったのは・・・!

カラフルなコンドームの数々と、ペニスの模型。

これまたリアルに「こうして、ここをまずこう、そのあとこっちに、それからこうすれば大丈夫です」と目からうろこな装着方法を伝授してくださいました。

考えてみれば

みなさん、コンドームの付け方って、レクチャーされたことありますか?

保健体育の授業で習ったかも・・・でも恥ずかしくてあんまり見てなかった

コンドームの箱の説明書をよく読んでるよ

彼氏が知ってるから大丈夫

こんな感じの方が多いのでは・・・

専門家にきっちり習うのって、非常に興味深かったです。

(ちなみに子どもたちはおのおの好きなことをして遊んでいた上、その模型はそこまで子どもが見てすぐ男性器だとわかるほどのリアルな形状はしていませんでした)

私の未知グッズとしては

・女性用避妊具
・男性器の根元に付けるリング(ゴムがはずれないようにするための器具)

女性用コンドームの存在は知っていましたが、見たことはありませんでした。

これを使った場合の男性側の感触など聞けて、ふむふむと感心しました。

【そして私のこと】

終了時間直前

カウンセラーさんがふと思い出したように

「あなた自身はどうなんですか」

と質問されました。

「100%心配ないですとは言い切れませんよね。性行為がある限り・・・」

苦笑してしまう私。

すると

「そうですよね。酔っぱらってるときとかね」

うわあ

なんちゅー切り返し!!

おにいさん、私のブログ読んだんですか?

思わず心の中で突っ込んでしまいました(笑)

酔っぱらっての行為がいかに危険か

いやそれ以前に

酔っぱらうことがいかに危険か

HIV検査という場で、骨身に染みました。

【結果は一週間後、そして検査を終えてみて】

相談室を出ると、さっきとはうってかわって大量の人。

目算で30人はいたと思います。

受付の方に再度お礼を言って、ビルを後にしました。

それから用事を済ませて、帰途。

駅へ降り立った瞬間

ひさびさに

「ビールのみたいなー」

と思いました。

思った自分にびっくり。

そしてそう思いつつもコンビニを素通りした自分に、超拍手。

「不安や心配事があって飲みたかったわけじゃない。ただ、今日は特別暑かったからのどが渇いただけだ」

納得して、ミネラルウォーターをがぶ飲みしました。

用事を済ませている間も、検査のことは一切考えませんでしたし、

今日、いまのところは不安やネガティブな感情はないです。

というのは、

もしかしたら

「検査を受ける」と決めるまでに散々いろんなパターンを考えて

それでも

「受けない方が心配だ」

と結論を出したからだと思います。

そもそも、私は「迷ったら動く」タイプの人間です・・・(それで「やっちまった」こともあります・・・)

アルコール専門病院にいる父が、手足を拘束されるようなひどい状態だと伯母に聞かされて、真偽を確かめるために飛行機に乗ったこともありました。↓もう三年近く前のことなんですね! 自分でびっくり

http://child-book-time.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_95a1.html

年がたつにつれ、自分がずぶとくなっているのを感じます。

優先順位を考える癖
アルコールに走らない習慣

そんな日々が、私を強くしてくれたのかもしれません。

単におばちゃん化してるだけだったりして・・・(笑)

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ にほんブログ村

にほんブログ村 酒ブログへ にほんブログ村

ビジネスブログ100選 ビジネスブログランキング参加中

|

« エイズの検査を受けます | トップページ | 父に感謝する美容法 »

健康は一番の贅沢」カテゴリの記事

コメント

コンドームの正しい付け方、知りませんでした・・・。男性だけ知っていればいいと思っていた私。昨日、偉そうに「エイズノイローゼ以来、私の意識が高まりました」なんて言ってしまいましたが、まだまだだな~と思いました。やっぱり専門家と話すことって大切ですね。

私は当時の彼に、あなたがエイズじゃないかと思ったら不安でもう何も手に付かない。このままじゃ日常生活も送れない。なのであなたがまず検査を受けて!と単刀直入にお願いしました。彼は「僕はエイズの教育をきちんと受けているから、全然怖くない。絶対エイズじゃないから証明する」と言いました。
疑り深い私は保健所までついて行きましたよ!(笑)

今思うと、日本人男性が多い理由はやっぱりエイズ教育が足りないせいかもしれませんね。かなり無防備のような・・・

junnaさんは図太いのではなく、強くなったんだと思います。物事はやらないで後悔するよりはやって後悔した方がずーっとマシだと私は思ってます。

投稿: yuro | 2011年5月 8日 (日) 23時15分

yuroさん

素直にストレートにお願いされたのですね。
それが結局一番強いのかもしれません。
私にも当時のyuroさんの気持ちが伝わってきました。

エイズ教育、たしかに日本人は遅れている気がします。
挿入以外の行為にコンドームをつけるカップルって、どのくらいの割合いるんでしょうか。
風俗も世界一内容が濃いとか言われてるし・・・

欧米やオーストラリアでは、エイズ教育が進んでいるみたいですね。
日本でも、ぜひそうなってほしい。
私は子どもにエイズ教育をします。

保健所までついて行かれたのは、すばらしい行動力!!
匿名だと、書類を出してくれないから、証明するものがありませんものね。
でも、こっちがものすごーーーく惚れてて、弱い立場だったら、ついていくどころか、検査受けてって頼むことすら難しそう。

投稿: junna | 2011年5月 9日 (月) 20時18分

エイズ検査ですか・・・・☆

私は 何度も 受けたこと ありますよ (^o^)/


・・・・って 言うと、「え~っ?!」と 思われるかも

知れませんが(笑)、実は、”海外に 長期在住する人間”は、

その 行き先の国によって、HIVまでもが 血液検査項目に

おりこまれている場合が 多いんです☆

特に 共産圏、中国とか、絶対 そう。


で、もし 陽性反応が 出たら、当然ですけど、赴任は できません。

そうなったら、会社にも バレるんだろうなぁ~・・・・(=_=)


その他に、海外で HIVを 頂いてしまい、それが 会社や 妻に

バレるのが 恐ろしくなったのか? どうなのか?は 存じませんが、

現地で 自殺してしまう 駐在員男性なども いらっしゃいますよ。

・・・エイズとは、もしかしたら、時の運かも知れません (=_=;

junnaさんは、絶対 大丈夫でしょうに♪

なぜ、検査を お受けに なったのか、私は 不思議です (+_+)

投稿: レナ | 2011年5月10日 (火) 23時12分

レナさん

知らなかった・・・!
お仕事の関係で受けられる方もいらっしゃるのですね。
それは、もし陽性なら会社にバレそうだ・・・

自殺される駐在員さんのお話しは衝撃的です。
今はエイズになっても発症しないようにする方法もあると聞きましたし、ふつうの生活を送れるそうですね。
やっぱり、奥さんにばれるのがよっぽど怖かったのかなあ。
死ぬよりも?
うーーーん


そしてレナさん、先日はしつれいなコメントしてごめんなさい。
今回レナさんがコメントしてくださって、内心ホッとしました(。>0<。)

投稿: junna | 2011年5月11日 (水) 17時38分

junnaさんに お気を もませて しまい、こちらこそ

申し訳 ありませんでした。m(_ _)m

【私のことに ついて】、書いても 良かったのですが、

そうすると 延々と 長々と なってしまうので、

ご遠慮させて いただいたんですよね~ m(_ _)m

ここは、junnaさんのブログ ですので♪ (^-^)

投稿: レナ | 2011年5月23日 (月) 18時36分

レナさん

レナさんは毎度毎度、おとなだなあ~と感じます。
文章の筋道の立て方、口調など、勝手に勉強させてもらってます。

夫、帰ってきました。
海外赴任の話しが出てきているらしいです。
どきどき。

投稿: junna | 2011年5月27日 (金) 20時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1065463/39914226

この記事へのトラックバック一覧です: HIV検査行ってきました:

« エイズの検査を受けます | トップページ | 父に感謝する美容法 »