書評-ビジネス

魅力的なブログを作る秘訣

『目立つ力』勝間和代

勝間さんの新刊ですが、珍しく「目立ってない」本です。販促そんなにしてないのかな?
いや、勝間さんに限ってそれはないか・・・

【ブログを作るとき】

ブログ開設前に、

・目的を決める
・読者を想定する
・差別化を考える

言われてみればそうですが、自分がブログを始めるときにこれをやっていたかというと、全然です。

・はじめてみて、反応が多かったところが自分の得意分野である

私の場合、

「お酒をやめたい」
「松野明美 ダウン症」

を検索して訪れてくださる方がダントツに多く、一番反応が多いです。ダウン症に関する知識は少なく、記事数も少ないのですが、きっとはてブとかに載ったんだろうなあ。
謎です。

みなさんも、「なんでこの記事がページビュー多いんだろう?」と思うこと、ありませんか? あったら教えてください。ぜひ読ませてもらいたいです。

【目的を明記】

・「どのような目的でこのブログを開いていて、訪れたひとたちにはこんなアクションをしてほしい」

ということを書いておく

なるほど!! と膝を打ちました。当たり前のことながら、やってるひと少ないですよね。私もやってません。

私がこのブログを開設している目的は

○お酒から遠ざかる喜びを伝えたい
○面白い本を紹介したい
○できれば面白い本を教えてもらいたい
○将来本を出したいと思っているので、そこにつながる何かを見出したい

これらを明記する・・・

・・・します。この記事を書き終えたら、します。

【付加価値】

これまでのメディアと異なる利点として、ブログには「リンクを貼れる」という部分があります。

記事内で紹介したアイテムや他の方のブログなど、どんどんリンクを貼るとよいと書いてありました。

【記事の長さ】

スクロールせずに読める長さがよいとのこと。

私は全然だめです。

スクロールせずに読める記事を、今週一回は書いてみます。

【タイトル】

・なんという検索ワードで訪れてほしいのか
・記憶に残る単語は?

私は決して「乱酒」「乱読」なんてワードで検索してほしいわけじゃありません。

命名するときはそれなりに考えたつもりだったんですけどね。

みなさんはどんな考えでブログのタイトルを決めましたか?

【何度も来てもらうために】

・質のよい失敗談を載せる。共感してもらう
・役に立つフレーズを入れる
・自分が編集長になる。内容同士のリンク、取捨選択
・RSS購読ボタンをわかりやすい位置につける

RSSというのを私はやったことがないんですが、そんなにメジャーな手段なんでしょうか。されてるかた、便利ですか?

勝間さんの本は、出されると手にとってしまいます。

最近、わたしのまわりではアンチ勝間さんが多いですが、わたし個人としては好感を持っています。

一冊読めば、かならず5個くらいは「ほう!!」と目からウロコのフレーズがあり、さらに5個くらいは「知らなかった!!」と知的好奇心を刺激されるところがあるからです。

トゥイッターも、最近まで知りませんでした。おもしろいのかなあ・・・

沈まぬ太陽4巻に入りました。来週飛行機に乗ります・・・

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お菓子づくり、なんとかなりました。

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貧乏のススメ

買ってしまいました。

『<貧乏>のススメ』齋藤孝

貧乏、節約、家計簿、貯金、借金返済、お金をかけずに豊かに暮らす

こういった単語、最近よく目にしますね。ちょっと見飽きた感もあるほど。

私がライターとして記事を書いている某企業サイトでも、

以前は「ちょっと手の届かない豪華なネタ(あこがれ系)」が主流だったのですが、

最近では「リーズナブルな癒し系」にシフト。

公私ともに不況を肌で感じます(笑)

【オトコ目線】

ま~~~齋藤さんは男なので仕方無いです。が、この方の著書はすべて、若干「男尊女卑」の香りがいたします。

・子どもに「お父さんの肩もみなさい」とお母さんが自然と言えるかどうか。これは全うな生活をしていく基本である

・お父さんは期待されている。そして稼いでくる

いや、別にいいんですけどね。

日本にはこういう家族がまだ大多数なんでしょうけど、そうでない家族も増えてきているだけに、もうちょっとひろーい目で書いていただけると、もっと齋藤さん好きになるんだけどな。

テレビではフランクな感じですし。

【印象に残ったところ】

○ユダヤ人は40歳まで自分に投資する

○仕事を引き受けるということについて
・一回目はタダでやる。二回目もきた仕事をやる。三回目は条件をちょっとあげてもらう
・「タダでもいいから勉強させてください」と言えるか?
・「最初は役に立たないかもしれませんが、必ず『よかった』と思ってもらえるよう全力でがんばります」と言おう

○多読ではなくリフレイン読みする(くりかえし読んでバイブル化する)

○報告できる相手をもつ(恩師、親戚など)

【私の考えるいい貧乏、悪い貧乏】

私の身近な方を三人あげます。みんな50代女性です。

Aさん:パートを掛け持ち。収入は少ないが仕事を増やす気はない。音楽や漫画など趣味に没頭

Bさん:専業主婦。家計は苦しいが、切り詰めて、孫にプレゼントするのがよろこび

Cさん:パート勤務。要介護の母のため家計を切り詰めている。「母のために自分は損している」と愚痴が多い

AさんとBさんは幸せそうです。

Cさんは不幸そう。延々続く愚痴をきいていると、ネガティブオーラがうつりそうです。

ポイントは「自分のやりたいことをやっているか」ということだと思います。「信念を持って」「自分のために」やっているか。

そんなこと言ったって、そんな時間もお金もない

という声が聞こえてきそうですが、お金はなくても将来のためや、今の自分に欠かせないものであれば使ったほうがいいと私は思います。

そのことが結果的にお金を産むことも大いにあり得ます。

・・・

って、お金の問題は本当に難しいですけどね。

みなさまも何かお金の使い方でこだわりなどあったら(「これには惜しまない」など)、教えてください。

一年で一番好きな季節です♪

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今週も楽しいことがたくさんありますように。

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読書術

読書術に関する本を二冊よみました。

『いつも目標達成している人の読書術』丸山純孝

『仕事力・マネー力・運気力がアップする すごい読書!』中島孝志

【人気書評メルマガの著者が教えるビジネス書の読み方・活かし方】

『いつも目標達成している人の読書術』丸山純孝

著者は1973年生まれの元エンジニア。現在は三社の経営に携わっています。

文章はていねいでわかりやすく、読者を馬鹿にしたところもありません。理論的で温厚な感じの方なのかな、と勝手に想像。

印象に残ったフレーズはこちら。

・時間当たりの「学習量」が最も多いのは読書

・お勧めの本を他人に聞くときは「○○に興味があって、書籍を読もうと思うのですが、どんな本がいいですか?」というのがよい

・同じノウハウを持っているひとが100人いたら、誰に仕事を頼みたいか? →そのノウハウを実践するためのツールや人脈、経験を持っている人に頼む

紹介されていて読みたくなった本

『「成功曲線」を描こう 夢をかなえる仕事のヒント』石原明

『大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」』ダン・ケネディ

○ひっかかるところのない良書です。無難、とも言えます。社会人になって間もない男女が対象かな?

【ちょっと男尊女卑。自慢多し。引用大量。形容詞が幼稚】

『仕事力・マネー力・運気力がアップする すごい読書!』中島孝志

けなす前に、褒めます(笑)

「言われてみればそうだなあ」と思ったフレーズはこちら。

・読書はリズムとスピードがものすごく重要だから、制限時間を決めて読むとよい

・・・

これだけ・・・

著者はベストセラーも数多く排出している多忙な人。これまでにトータル500冊を超える人の本を企画してきたそう。(自著は200冊くらい)

この本もパパーッと書いたんだろうなあ~

と思わされる内容でした。

残念。

ひと雨ごとに秋の気配が濃くなりますね。

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幸せになる話し方のコツ

『愛されて、幸せになる「話し方」のコツ』佐藤富雄

会ったことのない方に電話をかけたり、初対面の方とお仕事をする(取材する)といったことが最近続いていました。

もっと自分の気持ちを相手にうまく伝えられたらなあ、との思いでこの本を手に取りました。

【「古い脳」と「新しい脳」】

この本の主張は

「ポジティブな言葉づかいは、あなたをどんどん輝かせ、美しくします」

声に出す言葉を脳は素直に受け止める、というのです。

これはどういうことかというと、

脳の大脳辺縁系にある自律神経系は、動物脳とも呼ばれ、呼吸、消化など人間の基本的な化学反応をつかさどっています。

これは人間が動物として持っている脳なので「古い脳」とも呼ばれます。

これに対し、人間だけが発達させてきたのが、大脳新皮質と呼ばれる、思考、判断、記憶などをつかさどる「新しい脳」です。

願いを実現させるとき「新しい脳」が意識したことを「古い脳」が受け取り、あたかも現実のこととして「古い脳」は身体を反応させます。「古い脳」は意識したことを、現実かどうかは判断できないので、強く意識することが重要になるのです。

つまり、ここが大事なことなんですが、

・目標や夢を語るときは「もしも」ではなく「必ず」と言う

・「古い脳」は主語を認識できないので、誰かを褒めることは自分を褒めることにもなる→褒め言葉は、言ったひとも幸せにする

・「古い脳」は主語を認識できないので、悪口を言うと脳がストレスホルモンを分泌させ、マイナスの興奮状態に陥ったり、自信を喪失させることになる→悪口は自分への攻撃にもなってしまう

【内面を褒める】

先日、とても可愛い長靴をはいた女の子がいました。お母さんもとってもおしゃれ。「その長靴どこで買ったんですか? とっても可愛いですね」と話しかけてにこやかに教えてもらったんですが、今思うと長靴だけ褒めるというのは、よくなかったなあと思うのです。

この本によると、

「モノそのものを褒めるのではなく、そのモノを選んだセンスを褒めてみましょう」

持ちものではなく、お母さんのセンスを褒めたらよかったなあと反省。実際センスがいいんですから・・・

それから、子を持つ親としては、「子の持ち物」だけじゃなく「子」も褒められると気分がいいんですね。

自分がそうされると嬉しいとか、あんまりいい気分じゃないとかはわかるのに、逆の立場になってみると、忘れてしまっている。未熟な私・・・

これからは

・モノではなく人を褒める

・子どもの持ち物を褒めるときは、「お母さんのセンス」と「その子自体」も褒める

心がけたいと思います。

【幸せを呼ぶ置き換え言葉】

ネガティブワードをやめてポジティブワードにしよう!

この本の中で、一番役に立ったのがここ。

「不安だ」→「大丈夫」

「疲れた」→「よくがんばった」

「疲れがとれない」→「よく眠れた」

「仕方ありません」→「なんとかします」

「行けるはずがない」→「ぜひ行きたい」

「絶対にうまくいかない」→「きっとうまくいく」

「ツイてない」→「ツイてる」

「すみません」→「ありがとう」

この本を読んでから、

「つかれた~」と帰ってきた夫に「よくがんばったってことだよ~」と言ったり、

人に「すみません」じゃなく「ありがとう」をたくさん言うようにこころがけたりしたら、

心なしかラッキーなことが増えてきました。相手の反応も良くなってきた気がします。

【言霊】

この本を読んでいてしばしば私の脳をよぎったのが

「ことだま」

という単語です。

言葉には力があって、口にしたことが実際に起こる。

この本の内容はまさにそう。

ということは!!

「アルコール依存症の親を持つ子ども(アダルトチルドレン)は、アルコール依存症になりやすい」

こういうことは、言わないでもらいたい! 書かないでもらいたい!

なーんか、この一文を見るたびに力が抜けてしまうんです。

逆に、

「あなたは流れを変える人になれる」

なんて言葉を目にすると「よしっ!」と力がみなぎります。

数値的にそういうデータが出ていたとしても、

「アルコール依存症の親を持つ子どもはアルコール依存症になりやすいというデータもあるが、全員がそうというわけではない。あなたは必ず、その流れを変える人になれる」

とかなんとか、プラスな感じに書いてもらえないでしょうか。

・・・ってまあいきなりそうなるのは難しいでしょうから、私がこのブログで地道に書いていくことにします(笑)

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

冷たい秋雨が降っていますが、今日もみなさんにいいことがたくさんありますように。

↓ いい一日になりますように。

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今日も呑まずに頑張るぞ!

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会社勤めしながらクリエイティブワーク

『ハイブリッドワーカー 会社勤めしながらクリエイティブワークする』ヨシナガ編

「夢ではあるけど、まともに食えない仕事」だって、会社勤めしながらの“ハイブリッドワーク”としてならできる!

ハイブリッドワークで自分らしく生きることに目覚めよう!

兼業の料理研究家、漫画家、小説家、ヴォーカリスト、コミュニティ農業家、ミュージシャンとして活躍中の六人に徹底取材。

その利点と現実と本音を引き出した一冊です。

【ヨシナガって?】

取材したヨシナガさんは、一般企業で会社員をしながら、一日3~4アクセスを集める人気サイト「僕の見た秩序。」を個人で運営している方。

1979年生まれです。

この本の伝えたいメッセージは、

「夢をあきらめず、とりあえず今の仕事をしながらハイブリッドを模索してみる」

なんだか、ワクワクしますね。

【みんな一流、取材された六人】

うーらさん 「OL」兼「料理研究家」

RYOさん(ケツメイシ) 「ミュージシャン」兼「薬剤師」

津村記久子さん 「会社員」兼「小説家」

田中圭一さん 「サラリーマン」兼「漫画家」

Sachiさん 「OL」兼「ヴォーカリスト」

太田靖彦さん 「芸能マネージャー」兼「農業家」

【特に興味をそそられた人物】

OL×料理研究家のうーらさん

1974年生まれ、清潔感のある、笑顔が素敵な女性です。

2006年、生死にかかわる深刻な病気が発覚し、マクロビオティックなど野菜を中心とした食事法に興味を持つようになりました。

著書『うーらのオーガニックレシピ手帖』が売れてます。

【料理とは無縁だったうーらさん】

○料理を手伝ったことが一度もない

○好きな人へのお弁当も、友だちが作った

○ものすごい偏食だった
(小さい頃、食べられたものは「刺身」「納豆」「魚の目玉」「パスタ」。嫌いなものは「ごはん」「パン」「卵」「野菜」「肉」)

【料理をはじめた動機】

そんなうーらさんが料理をはじめたのは、

○WEB関係の仕事をしているとき、一緒にランチを食べていた子がお弁当持参だった。

自分がお弁当を買いにいくあいだ、その子は待っている。

その時間を短縮するためにしょうがなく作り始めた。

こんな動機、ありですか? おもしろすぎます。

その後、うーらさんに大きな転機が。

それは、病気。

人間ドッグで、手術をしなければならない病気が発覚したのです。

【酵素食】

なるべく身体に傷をつけたくなかったうーらさんは、いろいろと調べていくうちに、酵素食に出会いました。

食餌療法で難病を治す先生に相談へ行ったのです。

その先生について、半断食。

昼休みにはうめぼし一個。

つらかったけれど、三か月続けて検査にいったら、少しよくなっていました。

【ブログスタート】

けれど、

「断食がつらい」

のと

「飲みに行けない」(もともとお酒好き)

のがつらくてストレスがたまったので、自分でレシピを考え始めました。

これが、うーらさんのブログのスタートです。

【ブログ開設から八か月で出版依頼】

うーらさんの言葉で印象的だったのが

「大切なのはランキングで上位にいくことじゃない」

本を出すには、ランキングで上位にいくことが大事だといわれますが、彼女は担当編集の方から、「ランキングなんか関係ないよ」と言われたそうです。

これは意外でした。

(個人的にはランキングの上位にある方のサイトは、読み応えがあると思いますけどね。私は上位にいませんので、憧憬の念もこめて)

【染み入るお言葉】

その他にも、うーらさんの言葉には含蓄のあるものが多かったです。

「(恋愛は)相手に求めない」

「料理ブログ差別化のポイントは写真」

「ブログアクセス向上のポイントは、タイトルとページの軽さ」

「ブログの方向性がぶれないように」

「自分のニーズをまず知ることが大切」

うーらさんのサイトはかなり充実していて、飾りっけのないうーらさんの魅力がびしびし伝わります。

一度ご覧あれ。

↓ 今日も明日もあなたにたくさんの豊かさが降り注ぎますように。

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父との壮絶な確執『1R男』

『1R男 28歳の社長、上場物語』 杉本宏之

不動産業界史上最年少で上場を果たした男の、波瀾万丈の半生を描いた本です。

【大体の流れ】

1.父の事業失敗による貧しい幼少時代

2.荒んだ不良時代

3.社会に出て失敗しつつも、どんどんのし上がっていくバイタリティあふれる社会人時代

という流れなんですが、共通するのは

・次から次へ不幸が襲いかかる
(それはもう、昼ドラなんて目じゃないくらい)

・必ず這い上がる

一気に読んでしまいました。

【最大の注目場所】

この本のメインは、

「28歳の男がどうやってここまでのし上がったか?」

ということだと思うんですよ。

でも。

でも!!

私はやはり、

「父親との確執」

から目が離せませんでした。

事業を立て直そうと借金を繰り返す父。

母はパートで稼いだわずかなお金も使ってしまう。

しまいには息子の給料と通帳、ハンコを持って失踪。

包丁で息子を刺したことだって、あるんです。

それを、

この社長は許すんですね。

もちろん簡単に、ではありません。紆余曲折を経て。

なんですけど、

私のようなまだまだ青く未熟な人間には、理解ができない。

というか、してしまったら、自分の中で何かが壊れそうな気がしてしまうんです。

【私には言えないセリフ】

父親に最後に会ったとき、杉本社長はこう言います。

「親父はパチンコと競艇でもやって、のんびりしろよ」

こんなこと、私言えるでしょうか。

どうしたら、こんな風に

「許す」

ことができるんでしょうか。

【最期】

杉本社長の父親の最期は、ある意味「やっぱり」という感じを受けます。

(私の父も、こういう死に方をするんじゃないかなあと思ってしまうことがあります)

そして、

杉本社長は父親の死の現場で、あるものを発見します。

それがもう

涙なくしては読めません。

日記です。

・・・

2003年1月30日

去年11月に送金をしてくれた。会社がよくないのか、気がかりだ。

2003年5月

宏之から電話あり、いろいろ話した。会社は軌道に乗ったようだ。五万振込。

2003年11月17日

東京へ行き、宏之と会う。・・・帰りには交通費と五万円をいただきました。一級とは言えないが、よくやっている。アッパレ。

・・・

といったメモ帳の裏に、ある新聞記事が切り抜いてあったのです。

もう、このページは胸にぐいぐい迫るものがありました。

私の父もメモ魔です。

こんなものを残されいていたらどうしよう。

困ります。

すべて水に流してしまいそうで困ります。

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毎朝1分でリッチになる

お金を引きよせ、仕事もプライベートも充実した人生を送る

心豊かなお金持ちたちがひそかに実践している116の習慣が紹介されている、

『毎朝1分でリッチになる』三宅裕之

オススメです。

【今すぐ行動に移したくなる】

毎月50冊以上の本を読む私が、「これはいいビジネス本だ!!」と感動するのは

「今すぐ行動に移したくなる」ときです。

その意味で、この本は最高の一冊。

著者はキャリアデザインやコーチングの会社を経営されている三宅裕之さん。マクロビオティック、ボディエクササイズ、英会話に関する事業も展開しています。

彼がこれまで出会った、身も心も豊かな人たち、具体的には年収1500万円~数億円、平均すればだいたい2000万円~3000万円の人たちは、

単にお金をたくさん持っているだけでなく、自信と謙虚さ、家族や友人、同僚に対する愛情にあふれた素晴らしい人格の持ち主。

「お金の悩みに振り回されず、身も心も充実した人生を送る人たちは、何か特別な行動習慣を持っているのではないか?」

この考えから、著者はインタビューをはじめます。その結果が、この本です。

【父の笑顔、笑い声】

アルコール依存症の父を持つ私にとって、もっとも心に残ったフレーズは

「誰かを思い出すときは、その人の笑顔を思い浮かべる」

その人の笑い声が聞こえるところを想像する。それは、その人の幸せな状態を祈ることでもある。

ジーンときました。

私たちがだれかのことを思い出すとき、たいていは心配しています。

「元気かなあ」

「ケガや病気をしてないだろうか」

「人と交流を持っているかなあ」

「何か生きがいをもって生きているだろうか」

先日会ったばかりの母も、「お父さんは今、幸せなんだろうか」と気にしていました。(酒と暴力が原因で離婚して数年経ちます)

そのとき私は「自分が誰かから、幸せかどうか心配されてたら嫌だなあ」と言いました。すると母は「そうだけど、お父さんの場合はちょっと違うでしょ」と・・・

それを聞いて私は、「まだどっぷり共依存なんだなあ」と心の中でため息。

父への対応を比較すると、

・母→「幸せかな」「元気かな」と心配している
・私→やれることはやるけど、ふだんはあまり考えないようにしている

と違うわけです。

この本の「誰かを思い出すときは、その人の笑顔を思い浮かべる」

とは、二人とも遠いです。

「その人の苦労している姿を考えると、その念を相手にも送ってしまう」

とも書いてありました。そのとおりだと思います。

これから、父のことを考えるときは、

父の笑顔と笑い声をイメージします。父のためにも、自分のためにも。

【やってみた】

その他にもさっそくやってみたこと、手帳にスケジューリングしたことは以下。

「なんとなく」をやめる
(お菓子、テレビ、ネット、食料や日用品の買物)

定期的に夫婦ミーティングの時間をつくる
(2~3か月に一度、ホテルのラウンジで。夫婦ミーティング用のノートを作る)

起きたらまず、玄関を一番水でそうじする
(今朝4時、やってみました! めちゃくちゃ心がすっきりします)

毎日のスケジュールを万年筆で書
(3か月以内に自分の気に入った万年筆を購入することに決めました)

エレベーターの「閉」ボタンを押さない

【これまでの自己啓発本との違い】

・具体的である

・すぐ実行→習慣化という流れを踏むことができる

・読んでいて、ワクワクするだけでなく、心が浄化されていく

今月一番の良書です。

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会話がとぎれない!話し方

どこの書店でも平積みされている、二か月で9刷の人気本です。

『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』野口敏

【会話下手な私】

たとえばあなたが、会社の同僚や配偶者から

「定時で帰る予定だったのに、○○から急に請求書の作成をたのまれて、二時間も残業したよ」

と言われたら、どんな言葉を返しますか?

・・・

わたしなら

「それは大変だったね。どうして○○さんはそんな時間に頼んだんだろうね」

と言います。

これは、会話ベタな人の返す言葉だそうです。

どう下手なのか?

・「大変」とは、大きく変わると書くだけあって「地震で家が崩壊した」とか「夫が愛人を作って失踪した」など、大きな苦しみをともなう事態に使う表現。それをなんでもかんでも「大変」と片付けてしまうと、「本気でわかってくれてない」と受け取られてしまう

相手がわかってほしいのは、出来事のあらましではなく、「そのときの気持ち」

では、この場合どんな対応がいいのかというと

「ついてないね」

「○○さんも無茶言うね」

なのだそう。

【ためになったのは、以上。】

そう言われてみれば、確かに、自分が同じ質問を相手にして、

「大変だったね」

と返されたら

テキトーな相槌だな~と感じます。

「なんで急にそんなこと頼むんだろうね」

と言われたら、

同様に、テキトーな返しだなあ、そんなこと聞かれても私にもわからない、と思います。

読んで納得です。

ただ、

この本は残念ながら、内容が濃いとは言えません。

一冊買ってひとつでも得るところがあればよし。

が基本信条なんですが、いかんせん

読書好きの方々には物足りない内容だと思います。

「本と縁のない、時間がたくさんある中高年以上の方に向けて、易しくセミナーをしている」

ような内容が延々続きます。

きっと、このセミナーに出席したら、あくびが出るでしょう。

【はあ物足りない】

会話に困った場合、お勧めは

「旅行鞄は大きい方ですか、小さい方ですか」

と質問すること。

女性に対しては

「自分がいかにモテないかを話せばいい」

また、

「ムッとくることもあるでしょう、は便利なフレーズ」

といった

会話超初心者向けの内容、オンパレードです。

もちろん、会話の苦手な方が多いのはわかります。私も冒頭で紹介したように、会話下手な受け答えをしてしまいます。

でも、売れてるこの本を購入した人の中には

「物足りないなあ」

と感じたひとが少なくなかったのでは・・・

【どんな内容を期待していたか】

この本の内容なら、5ページくらいにまとめられそうなので、それを第一章として、

あとはシチュエーション別に具体的な話し方をレクチャー。

・相手別
「恋人」「夫婦」「友人」「親戚」「外国人」「同僚」など

・シーン別
「あいさつ」「感謝」「詫びる」「許す」「依頼する」「食事に誘う」「断る」「旅先で」など

それぞれに○△×の受け答え。

こういう本なら、もっとワクワクして読めただろうなあ。ずっと本棚に入れておくだろうなあ。

こういうのもあるかもしれないので、探してみます。

会話ベタですから・・・

(決してくやしいわけじゃない)

【とここで】

資格の学校に通っている夫が、休憩時間だからと電話をくれました。

「ふだんは課題が一個なんだけど、今日は三つもあるんだよ」

と。

とっさに

・「大変だね」は言わない

・出来事ではなく「気持ち」に焦点を当てて質問する

というこの本の内容を思い出して、会話してしまいました。

しっかり影響されてるじゃん・・・

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上手なコメントをするコツ

毒舌で知られる落語家の立川談志が、弟子と一緒にある定食屋に入った。

そこはひじょうに高い割にはまずくて、談志は不機嫌になってしまった。

しかしその店の亭主は気が利かず、談志に色紙を書いてほしいと頼みにきた。

談志は何と書いたのだろうか。

「○○して食え」

=================

さて、この○○には何が入ると思いますか?

こたえは

「我慢して食え」

=================

齋藤孝著『コメント力』からの引用です。

笑えて、うなずけて、うなって。良書でした。

【グサッときた文章】

あら探しはもっとも簡単なコメントのしかただが、そこからポジティブなものはうまれない

エネルギーを注いでいないところをいくら批判してもしょうがない。批判するなら一番エネルギーを注いだところを見抜いて、対象にすべきである

そのものに対してのコメントはほんのわずかで、あとはコメント者がどれだけ知識があるかをひけらかすコメントが多い。本来コメントとはそれを聞いた人が、そのものについての認識が高まるようなものを言う

耳が痛いです。

ブログのコメントしかり、仕事しかり、私生活しかり。

まさに「あらさがし」「エネルギーを注いでいないところを批判」「自慢」をしてしまっているなあと自覚、猛省。。。

【こうなりたい】

カリフォルニア州知事のシュワちゃんが知事選を戦っていたとき、遊説先で観衆から突然卵をぶつけられました。そのとき彼は何と言ったでしょう。

「奴にはベーコンの貸しだ」

つまり、生卵をぶつけるならついでにベーコンもよこせ、ベーコンエッグを作るには、ベーコンが足りないじゃないか、というジョークです。

齋藤孝さんはこう書いています。

普通ならキレてしまいそうな緊張した状況のときに、ジョークを言って切り抜ける能力は社会の中ではひじょうに高く評価される。なぜなら、これは緊張状態の中でもメンタルに自分をコントロールできる能力があることを表明していることになるからだ

そういえば、

トリビアの泉という番組で、こんな実験をやっていました。

若いカップルがデートでレストランを訪れる。料理に虫を入れておいて、彼氏の対応を見るというもの。(彼女はテレビの撮影だと了承済み)

いろんな彼氏がいました。

・「虫が入っているので取り替えてもらえますか」と冷静に言う
・店員をよびつけて、どなりつける
・店員に延々と説教をたれ、嫌味を言い続ける
・店をでていく

ちなみに私の夫なら、「替えてください」と言って、その後用心しながら食事を続けると思います。

さて、この実験で一番好評だった彼氏の対応は、

・店員さんを呼んで「これ、当たりなんですけど」と笑って言う

すばらしいっ!!!

初デートでこんなことされたら、ほれます。べたぼれです。

どうしても落としたい彼女がいるかたは、仕込んでおいたら絶対イケる! というくらい、この返しは絶妙。

虫を「当たり」と笑えるなんて、器が大きすぎます。

私には少なく見積もってあと30年はかかるセリフ。

【日常において必要とされるコメント力】

こう考えていくと、コメント力というのはありとあらゆる場所で必要とされます。

たとえば先日、電車の中でこんなことがありました。

優先席(三人用)のひとつがあいていたので、三歳の長女を座らせました。あとの二人は、女子高生と若い女性。

女子高生が私(と赤ん坊)に席を譲ってくれました。

さりげなく若い女性を見ると、カバンに「妊娠しています」キーホルダーが付いているのを発見。どうりで顔色が悪かったんだ。

次の駅でおばあさんが乗ってきました。

おばあさんは女性の前に立ちました。

しばらくして、こう言ったのです。

「譲ってくれない?」

ここで問われるのがコメント力! (と本を読んだあとに振り返って思ったわけです)

みなさんならこういう場合、どうしますか?

・・・

私は、「ご妊娠されているんですよ」と言いながら立ちました。おばあさんはその意味がよくわかっていないようで、きょとんとしていました。無理もないですよね、あのキーホルダーの認知度の低さといったら・・・

そこで今度は女性が自分で妊娠している旨伝えたら、おばあさんは「それがなに? 妊娠は病気?」みたいな表情。

女性はこわばった表情で、私に「いいです、座ってください」と言って、別の車両へ移ってしまいました。

切ない。。。

妊婦、老人、乳幼児をつれた人

みんな優先席にすわっていいとされる人たちですが、こんなやりとりって悲しすぎます。

コメント力のある人は、こういうときなんて言うんだろう。

日常で、こんなことをよく考えるようになりました。

ちなみに「最初に思いついたことを言わないようにすること」がコツらしいです。

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最後に脱力「朝四時起き」

『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』

ワタミ→外資系コンサル会社

という経歴を持つ女性が、自分の仕事能力の低さを自覚し、「朝四時起き」を習慣化することですべてがうまく回り始めた

といった内容の本。

・文章がわかりやすい
・「やってみたい」と思える行動、「使ってみたい」と思える商品、「見てみたい」と思うブログやサイトなどが多数掲載されている

という点において、

仕事やプライベートを充実させたいと考える女性にとっては75点くらいのビジネス書ではないでしょうか。

【気になった商品】

・スリープトラッカー

腕時計式目覚まし。
腕に付けて眠ると、その人のレム睡眠(浅い眠り)・ノンレム睡眠(深い眠り)のリズムを把握して、設定した時間にもっとも近いレム睡眠のところで起こしてくれる、というもの。

・「7つの習慣」プランナー

フランクリン・コビー・ジャパンの手帳。スティーブン・R・コヴィーの名言や考え方が随所にちりばめられていて、この本を読んだことがない人でも、考え方を理解できる読み物になっている。

【気になったサイト】

・ねむログ

起床時間だけでなく就寝時間もチェックできるので、身体のリズムを知ることができる。

・生活改善応援サイト早起き生活

無料会員登録すると、自分が何時に起きたのかのグラフを作成できる。できたグラフはブログに張り付けることもできる。

・Sticky

PC上にふせんを貼ることができるツール。
たとえばこれを、自分で決めた就寝時間の15分前にポップアップするようにセットしておくと、その時間になるとPC画面に「ふせん」が表示される。これが画面を見るのにとても邪魔なため、ネットに没頭してうっかり就寝時間を過ぎてしまった・・・ということが防げる。

【仕事と子どもを持つ女性にとっての早起きとは】

子どもを寝かしつけたあとに、仕事やたまった家事をやるという女性は多いのでは。しかし、子どもには「早く寝てほしい」という母親のきもちがどうしても伝わってしまうもの

我が家もそうです。三歳児を寝かしつけようと布団へいざなう。まずここが難所。「寝ない! まだ寝たくない!」と言い張ります。やりたいことがいっぱいあって毎日が楽しすぎるのか、それとも本能的に眠るという行為が怖いのか・・・

ともかくなんとかなだめすかして布団に入れて、絵本タイム。三冊読んでも五冊読んでも、三歳児は寝てくれません。

しょうがないので適当なところで電気を消します。「ねえねえかあちゃん」・・・寝る気配ゼロ。母親の頭の中は「あれもしたい」「これもしたい」「早く寝てほしい」でいっぱい。

そこで、四時起き!!

つまり、夜は子どもと一緒に寝てしまうのです

夜はなかなか寝ない子ども、朝もなかなか起きません。ましては四時にいっしょに起きる子なんて、ほとんどいないと思います。

唯一の懸念は、夫婦の会話はどうなるのか? ということですが、これは本人たちの希望で二択です。

1.コミュニケーション重視なら、夫も早く起きる
2.一人の時間重視なら、夫は遅寝遅起き

【新しいアイディア】

「朝食会」という言葉を最近よく耳にします。ホテルのレストランなどで朝早くに待ち合わせて打ち合わせや勉強会をするのです。

これまで早起きに何度も失敗してきたひとでも、仲間がいると思えば頑張れるもの。

これをネットに利用して、早朝にサイトを訪れた人だけが見られる内容をアップする。たとえば

<早朝5時~7時限定>
・ビジネスに役立つセミナー
・今日の目標をマイページに残せるようにする→帰宅後見直す
・仕事の流れを整理する仕組み(TO DOリスト作成など)
・資格取得のテクニック
・お勧め簡単朝ごはんレシピ
・シャキッと目を覚ます方法

を掲載なんていうのはどうでしょうか。

○ユーザーは朝時間を有効に使えて、

○ネットを運営する会社は、アクセス数の少ない早朝時間にアクセス数を増やすことができる

というWin-Winです。

【最後に脱力】

なんてことを考えながら読んだビジネス書でしたが、最後の最後、あとがきで脱力してしまいました。

この記述、どうでしょうか。(著者は池田千恵さん)

「気づくとネガティブ体質に戻ってしまいそうな弱い私を、『千恵はできる子だ』と毎日励ましてくれた夫にも感謝します」

「子」って・・・

そういうふうに励まされて嬉しい女性って、多いのかもしれませんが、ビジネス書に書かなくてもいいんじゃないかな・・・

ただ「毎日励ましてくれてありがとう」とだけ書いたらよかったのに。

まーでもこれで、著者のキャラが際立って、他のひととは違う一冊になったことは確かです。

Amazon本ランキングでは、29位という人気っぷりですし、時間効率アップを目指す、働く女性には一読の価値アリ。

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いまの自分は腑に落ちているか

昨日読んだビジネス書三冊を面白かった順に。

【『プロフェッショナルの原点』P・F・ドラッカー】

仕事で成果をあげるための訓練書です。
一流を目指す人のために、P・F・ドラッガーの名言を集めたもの。

それぞれの名言にたいして、
<とるべき行動>と<身につけるべき姿勢>
が記されています。

たとえば

トップであるかのように成果をあげる
<とるべき行動>これまで自らが行った決定のうち、組織全体の成果に大きく貢献したものは何か?
<身につけるべき姿勢>意思決定においては常に全体の成果を考える。トップのように考える

邪魔を除去する
<とるべき行動>あなたが成果に集中することを邪魔しているものは何か? それらものもを除去する
<身につけるべき姿勢>常に成果に集中する

時間を意識する
<とるべき行動>記憶に頼って時間の配分を書きだす。次に記録して比較する
<身につけるべき姿勢>時間が制約であることを意識して毎日を送る

といったように、「そうだよなあ」「毎日こういうことを意識していかなければなあ」と思わされる格言がいっぱいです。

さっそく上記三点については実行に移しました。特に、「時間の配分を書きだす」というのは、自分の時間効率をアップするために役立ちました

岡田斗司夫氏は『いつまでもデブとおもうなよ』でレコーディングダイエットを実践し、驚異的な成果をあげました。どんな分野においても「記録する」ということは、その人に自覚を持たせる力があるのだと思います。

ちなみに私は一日を記録してみて、以下のことがわかりました。

・パソコンを一日に何度も立ち上げている
(改善策)→作業をまとめることで、パソコンを開く回数を減らせる

・せっかくまとまった時間がとれたのに、すきま時間でもやれるようなことをやっている
(改善策)→それぞれの時間にやりたいことを、あらかじめ決めておく

・意外としっかり娘と遊んでいる
(改善策)→一日の終わりに「今日も思う存分遊んであげられなかったなあ」と後悔するのはやめる

『プロフェッショナルの原点』は『七つの習慣』同様、手元に置いておいて事あるごとに読み返すべき良書だと感じました。

【『朝2時起きで、なんでもできる!』枝廣淳子】

とても心惹かれるタイトルです。早起きを勧める本は、最近増え続けているのですが、二時とは強烈。早起きを自覚している私も、さすがに二時に起きて勉強や仕事をしたことはありません。

二時に起きるって、どんな生活?

何時に寝るの? 早く寝るために家事や育児はどうなっているの?

ダンナさんは淋しがらないの?

などと言った疑問に・・・

全部答えてくれないのがこの本の残念なところです。というのも、この本でメインになっているのが「英語が苦手だった私が、通訳の仕事をするためにどうやって勉強したか」ということなので、「早起きする」ことにそれほど焦点が当てられていないのです。

つまり、

タイトルに「2時」とあるほど「2時起き」に関する記述が少ない。
これは残念なことです・・・

それからもうひとつ落胆してしまうのは、著者が東大出身なこと。「英語ができない私」を繰り返し強調されているのですが、まったくできない人が東大に入れるはずがない・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか。

しかし、そういった部分を差し引いても読み応えのある本でしたし、よい文章もたくさんありました。

「自分の理想の一日を思い描く」
五年後にどうなっていたいか、といったことについて考えたことのある方は多いと思いますが、その具体的な一日まで思い描いた方は少ないのではないでしょうか。
これをやってみると、確かに、さらにビジョンが鮮明になります。

「子持ちの友だちと話をしていて、私が一番感じたのは『キャリアウーマンか専業主婦か』ということではなく、『いまの自分がどのくらい腑に落ちているのか』ということでした」

これは名言だと思います。

【『ものごとに動じない人の習慣術』菅原圭

ためになったのは一点のみ。

悩み事を抱えたときに行う「コラム法」。ググれば出てくると思いますので詳細は省きますが、簡単に説明すると「なぜ物事がうまくいかないのか、うまくいってないと思うのかを、段階的に分析していく方法」です。コラム法を進めていくうちに、自分の意識がかたよっていることを実感させられ、自然にその問題の見方や解釈が変わっていくのです。
これは頭の中に入れておくとしばしば役に立ちそう。

これ以外は、周知の事実をだらだら書き連ねているだけ。しかも完全に男目線で書かれているので、女性の75%くらいは不快になると思われます。勝手な予想ですが。

【本の値段について】

勝間和代さんのベストセラー『効率が10倍アップする 新・知的生産術 自分をグーグル化する方法』にこんな記述があります。

~~~

だいたい本の価格帯は下記の4つに分かれます。

①新書・文庫の価格帯―500~700円
②ソフトカバーの価格帯―1200~1600円
③ハードカバーの価格帯―2000~3000円
④専門書の価格帯―5000円以上

私が読んでいて、面白い知見があったと思う本の頻度は、やはり③または④のほうが高いのです。

~~~

偶然かもしれませんが、今回読んだ三冊は、面白い順に価格が高くなっています

新書でも『仕事するのにオフィスはいらない』のような目からウロコの、興奮させられる良書もありますが。

安い本ばかり買うのも考えものですね。

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オニババ化する女性たち

『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』三砂ちづる

を読みました。結構売れたみたいだけど・・・
どうなんでしょう? この内容。

○出産しよう
できるだけ早く出産しよう(十代もウエルカム)
○生理の血は自分で調節できる。生理用品なんか要らない
助産院で出産しよう。病院での出産はいかがなものか
○セックスしよう

「どんな出産であれ、出産までたどりついた人はまだいいのかな、と思うようになりました」

とか書いてあるし。「まだ」って・・・

【助産院て、そんなにいい?】

帝王切開で出産した私としては、「自然に産むのが一番」と強く主張されると、

「すべての人がそうしたいわけでも、そうできるわけでもないのだから、もうちっと考えて発言してくれ」

と言いたくなります。

芸能人などのあいだで、助産院や自宅出産がブームですが、よくよく調べて行わないと取り返しのつかないことになりかねません。

私の知人は助産院で出産したのですが、赤ちゃんが仮死状態で生まれてきました。
そこの助産院は総合病院との連携がうまくとれていなかったらしく、赤ちゃんは搬送されることも適切な処置を受けることもなく、悲しいことに、亡くなってしまいました。

この話をきいたときは、本当に衝撃を受けました。
彼女は今も、裁判中です。

助産院で出産予定の方がこの記事を読んで不安になったらすみません・・・
もしもの場合の対策を聞いておかれることを勧めます。

【なるほどと思ったこと】

○ブラジルでは子どもをせかさない。
子どもがぐずぐずしていたって、長くて数分くらいのものだから、待てばいい。

これはまさにそのとおりです。
わかってはいるんですけど、イライラしてしまうんですよね。

最近は心の中で10数えて待つようにしてますけど、もうちょっと長いカウントにしようかな。

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仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ

『仕事するのにオフィスはいらない』

こんなことが本当に可能なのか?

「クラウドとスマートフォン、ブロードバンドとサードプレイスがあれば、可能である」

と、著者の佐々木俊尚さんは言います。そして、そういった新しいワークスタイルを「ノマド」と名づけ、どうすれば実践できるのかを詳しく解説したのが、本書です。

【ノマドとは何か?】

ノマドとはもともと「遊牧民」の意味で、北アフリカの砂漠や中央アジアの草原で、羊や牛を追って生活してる人々のこと。

転じて、「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルを実践している人たちのことを指します。

【ノマドを実践している人とは?】

ロケットスタートという会社を興した、矢野さとるさん。
彼は起床すると、すぐにスカイプを起動して、社員がチャットしていた内容をチェック。

1DKのオフィスが高円寺にあるのですが、社員が集まるのは土曜の午後だけ。その他の日は、クライアントのオフィスの一角を借りて、持ってきたノートパソコンの上で作業します。

【ノマドワークスタイルに欠かせないもの】

1.ブロードバンド
2.サードプレイス
3.クラウド

サードプレイスとは、オフィスでもなければ自宅でもない、仕事をしたり生活をしたりするための第三の場所のことです。

たとえばスタバやタリーズ。
客の多くはパソコンやノート、参考書などを開いて仕事や勉強に余念がありません。

クラウドとは、直訳すれば「雲のようなコンピュータ」

インターネットをもくもくとわきあがる雲にたとえ、その雲の中から、さまざまなソフトやサービスを取り出して使ってもらうという仕組みのことです。

これによって、どんな場所でも瞬時に自分の仕事環境を再現することが可能になったのです。

【クラウドとは具体的に何か。使いこなすコツは?】

クラウドを使いこなすには、スマートフォンが欠かせません。たとえば、

○iフォン
○ウィンドウズモバイル
○アンドロイド(グーグルがスマートフォン用に開発したケータイOS)
○データ通信モジュール(パソコンに接続して使う。月額5000円~8000円)

こういったスマートフォンがあれば、以下のような作業が可能になります。

・クラウドでニュースを読む
・Gメールの機能を使いこなす(返信定型文、オフラインでGメール、なんていう機能を、私は初めて知りました!)
・メモとしてスマートフォンを活用(紙と違って、検索ができる)
・ファックスをクラウド化できる(家にいなくても受け取れる、検索ができる、ペーパーレス)
・蔵書の管理


【ノマドのゆくえ】

オフィスではなく、自宅やカフェなどで仕事をするやり方が進んでいけば、家族との時間や自分の時間が増えることにつながると思います。

それには、やる気をどう持続させるか、時間配分をどうするかなどといった問題もあるのですが・・・

この本は、フリーで仕事をする人はもちろん、会社員や派遣社員として働いている人にもとても役立つ、実践的な一冊だと思います。

中身が濃く、読んでいてワクワクします。今すぐやってみようと思えることがたくさん書いてあります。

モチベーションを高める、オススメの一冊です。

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読ませるブログ

樋口裕一『読ませるブログ』心をつかむ文章術

小論文の神様と呼ばれる著者が、初心者でもできる「頭がいい人のブログの書き方」をわかりやすく教えてくれる一冊です。

さらさら読めますが、非常に中身が濃い。

【なるほど!】

ネットで検索していて、あるブログにたどりつくとします。
知りたかったことを知ることができたら、そこにはもういきませんよね。よっぽど面白いブログでない限り「お気に入り」に登録はしません。

では、「面白いブログとはどういうものか

著書いわく、

読み手が知らない情報が含まれている

読み手にはない体験が含まれている

誰もが知っている有名人が書いている

この三つが条件であるとのこと。
つまり、一般人が有名人のブログを参考にして書いてもダメだということですね。

「たとえ同じ情報であっても、有名人か一般人かどうかで、情報の価値はまったく異なる」からだそうです。

【思い当たるふしあり】

誰でも書くような、今まで何度も読んできたような言葉はつまりません
「道を歩いていたら、チューリップが咲いているのを見つけた。春ですねえ」「末期がん患者の本を読んだ。希望を持つこと、人のために生きることの大切さを知った」など。

とりわけ道徳的な決まり文句はおもしろくない

この一言はドキッとしましたね~~
我ながら、道徳的なこと、いっぱい書いていると思います。特に酒関係については。

「他の人の言わない『独自の意見』を書いていないと、読者はわざわざ読もうという気持ちにならない」

ほんと、そうですよね。

【テクニック編】

意識して現在形で書く

「過去の出来事を現在形で語るだけでも、ぐっとリアリティが増す」そうです。
実際に、示されている例文を読んだら納得でした。

【オススメです】

ま、最後の方は文字稼ぎなのか「よくある変換ミスの例」と題してズラーッと例文が並んでいたりしますが(笑)、全体的にとても素晴らしい本です。

ブログ生活初心者にも、ある程度書いてこられたかたにも、目からウロコの一冊になると思います。

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一日100本のヘビースモーカーがどうやってタバコをやめたのか

人気プロデューサーのおちまさとさんが書いた禁煙本です。とても読み応えがありました。

禁煙には我慢が必要だ。
タバコは悪だ。

といった内容ではなく、

禁煙を自分で企画する。
タバコをリスペクトする。

なんていう、一見ポジティブで「えっ?」という文章が並んでいます。

おちまさとさんのスゴイところは、単にそれが興味をひくための文章なのではなく、きちんと中身がともなっていることです。
そして実際、20年間、毎日100本吸っていたタバコをスパッとやめたことです。

斬新なのが「禁煙の敵キャラを知っておこう」というもの。

私自身は一度も喫煙したことがありませんが、禁煙と禁酒はどこか似たものがある気がして、禁煙本もよく読みます。

けれど、ここまで具体的かつわかりやすく「禁煙を継続していく」ことについて書かれた本は見たことがありません。

敵キャラとは、

・ずっとあったのに症候群
・タバコ大国と灰皿
・タバコを吸う人々
・メディアに浸透するタバコ=かっこいいイメージ
・頭から離れないハッピーな記憶

ね? 禁酒のつらさと近いでしょう?
さらに、「禁煙のボスキャラは『リゾート』」と書いてあります。禁酒している人間にとっても、リゾートは大敵です。

こういった敵キャラをどう倒していくか、おちさんは説明してくれます。
その方法もまた、新しい。

身近な人を巻き込むんです。身近な人を不幸にしたくなければ禁煙を続けるしかない、とでもいいましょうか。

かといって、「受動喫煙は身体に悪い」などといったよく言われているような話ではなりません。おちさん独自の「カード」がこの「おちまさとプロデュース禁煙法」の要になるのです。

身近に禁煙したいと願っている人がいたら、ぜひ勧めてください。良書です。

ちなみにおちさんは、お酒もかなりいける人で、20年間毎日飲んでいました。
が、禁煙の成功をきっかけに、まず一か月の禁酒に成功。さらにその後は週三回の休肝日を作ることに成功しているそうです。

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『この世でいちばん大事な「カネ」の話』西原理恵子

面白かった!!

貧乏な家の中学生、高校生にぜひ読んで欲しい。

私も中高生の頃、この本に出会っていたらどれだけ心が救われただろう。どれだけ未来に希望が持てただろう。

そうしみじみ感じました。

サイバラさんは言わずとしれた売れっ子漫画家。『ぼくんち』『毎日かあさん』が売れに売れてます。一男一女の母で、元夫の鴨志田さん(カモちゃん)は、アルコール依存症でした。

サイバラさんもカモちゃんも、決して恵まれたとはいえない家庭で育ちました。
サイバラさんは実のお父さんがアルコール依存症で、二人目のお父さんがギャンブル依存症。二人目のお父さんは最後には借金で首をつって自殺しました。
カモちゃんのお父さんもアルコール依存症。息子であるカモちゃんをひどい言葉でののしり続けました。

「アルコール依存症っていうのは、おそろしい病気なんだよ。家族の愛情や支えでどうにかしようっていうのが、まちがいなの」

サイバラさんはそう書いています。深く深く同感です。

「わたしと結婚したあと、鴨ちゃんがアル中になった。お酒をのんで、わたしをひどい言葉でののしるようになってしまった。それはまさに『負のループ』だったと思う」

そんな「負のループ」を二人は乗り越えます。離婚後、鴨ちゃんは必死でアルコール依存症という病に立ち向かって、とうとう勝ちました。酒をやめて、家族のもとへ戻ってきたのです。
末期ガンで亡くなるまでの半年間、家族で幸せにくらせたのです。

「ぼくたちも負のループを抜け出すことができたんじゃない?」

夫婦でそんな話をよくしたそうです。

「働いていてよかった。自分の仕事があってよかった。そのおかげで、病気だった彼をちゃんと看取ることができた。子どもたちにもお父さんのいい記憶だけが残った。お金には、そうやって家族を、嵐から守ってあげる力もあるんだよ

この本に書かれているのは、サイバラさんの幼少時代、金で自由を得るということ、ギャンブル、FX、借金。

こうったことについて、ティーンを対象に書かれた本は今までなかったと思います。

「『どうしたら夢がかなうか?』ではなく『どうしたらそれで稼げるか?』を考える」というサイバラさんの言葉は、とても重い。

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『お金持ちはキレイ好き!』 ユキシマダ

つわりをいいわけにして一向に部屋が片付かないので、モチベーションをあげるために買ってみました。

『お金持ちはキレイ好き!』

買って大成功です!

家が相当綺麗になりました。そして本に書いてあるとおり、いろんなことがスムーズにいくように。

著者のユキシマダさんは大人気風水コンサルタントです。
私は正直言って、風水には1%の興味もありません。なので、

「風水では水は経済を意味します」
「水周りをキレイにすると、あなたの身体は内側からキラキラと輝き、その自信とオーラがどんどん幸運とお金を引き寄せていきます。これは宇宙の法則です」

などといった文章は、申し訳ないのですが、さらーっと読み流しました。

でも、

【「富む人」の共通点】
・キレイ好き
・上昇志向で、絶えずファーストクラスな人生を目指している
・努力を決して惜しまない
・挫折しても、それを良い経験にして次につなげる前向きな姿勢
・良いパートナーを持っている

【「貧する人」の共通点】
・部屋が汚い、ガラクタをため込んでいる
・「どうせ」「私なんて」とマイナス思考が強い
・あきらめの気持ちが強い
・自分の不幸を他人のせいにする
・グチが多い

などといった記載には、「そうだよねえ」と深くうなずきました。
身近な人々を見ても、本当にそうなのです。

それから、付け加えるとしたら、「富む人」はなんでもパッパとやってしまう。行動力と判断力があるということでしょうか・・・

というわけで、掃除へのモチベーションが高まりました。

じゃあまずどこからやるか。
我が家は
引っ越しと同時に私の妊娠が判明→つわり地獄
という流れによって、段ボールがある上にさらに日々の汚れが積み重なっていくという恐ろしい状態になっていました。
夫がいなければ汚部屋まちがいなしです。

横森理香さんも書いていましたが、

毎日目にするところは、キレイにしておかないと気が滅入る」のです。

よって私は、まず玄関と寝室を片付けました。見たくないもの不要なものを捨てる
これだけでスッキリ!! 一気に気分がよくなりました。

その後トイレ、キッチンや洗面所の蛇口磨き。ソファの下やテレビ上のほこり取り。

しばらく身につけていない下着を捨てる。クローゼットを埋め尽くす服の中から要らないものを捨てる。

とりあえずそれだけやりました。

驚くほど心が軽くなって、仕事がはかどるように。つわりも軽減。
妊娠判明以来、はじめてブログを毎日更新できています。

掃除って大事なんですね。当たり前のことを改めて実感しました。
この本は、値段以上の価値がある!!

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25人に1人は良心をもっていない

勝間和代著『起きていることはすべて正しい』で推薦されていた本を何冊か読みました。
中でも印象深かったのがこれ。

『良心をもたない人たち』 マーサ・スタウト著 木村博江訳

アメリカでは25人に1人いるという「反社会性人格障害」の見分け方と対処法を教えてくれる一冊です。

25人に1人、すなわち4%というのはどんな数字なのか?

摂食障害に悩む人よりは多く、
統合失調症の4倍であり、
結腸癌を患う人の100倍、だそうです。

日本では反社会性人格障害はアメリカよりだいぶ少ないようですが・・・

反社会性人格障害の臨床診断では、以下の七つの特徴のうち、少なくとも三つをみたすことが条件とされているそうです。

1.社会的規範に順応できない
2.人をだます、操作する 
3.衝動的である、啓角精がない
4.カッとしやすい、攻撃的である
5.自分や他人の身の安全をまったく考えない
6.一貫した無責任さ
7.他のひとを傷つけたり虐待したり、ものを盗んだりしたあとで、良心の呵責を感じない

この本にはさまざまな反社会性人格障害の人々がでてきます。

秘書の腕をへしおるハンサムで超優秀なビジネスマン。
嘘ばかりついて他人を困らせる看護師。
殺人を犯して投獄されながらも嘘をついて同情をひきつづける美女。

読んでいてゾッとしました。

「私の身近にいたあの人も、これだったんだ」

と気づいたからです。

大学の入学式で知り合った彼女は、認めるのはいやですが、とても可愛らしい女の子でした。
自分でもそれをよくわかっていて、一対一で話しているときも周囲をちらちら見る(「誰か私を見ていないかな?」)ような子。

身体が弱かったり、友だちに振り回されたり、同情するようなところがかなりあって、彼女にべったり頼られるような形で友だちづきあいを続けていました。

大きな事件が起きたのは、ある晩のこと。
大学のそばで飲み会を開いていたんですが、彼女が途中で帰ると言いだしました。

盛り上がっていたし、彼女の家はそこから大通りを歩いて数分の近さということもあって、珍しくだれも送ると言いだしませんでした。

私は「家についたらメールか電話してね」とだけ言いました。

30分たっても連絡なし。

1時間たってもなし。

さすがに心配になって電話をかけまくったら、一度だけ彼女がでました。

「キャーたすけて」

という叫び声と、なにかがぶつかり、倒れる音。

みんな真っ青になって、あわてて会計を済ませ、雨の中を走り回りました。

数時間後、男友だちにおぶわれて彼女がアパートに帰宅(意識不明)。
目を覚ました彼女に事情を尋ねると、
「前々からストーカーに遭っていて、警察にも相談していたんだけど、今日その男から羽交い絞めにされて大きな石で殴られた」
確かに、後頭部からは流血しています。

もちろん警察に通報です。

結論から言いますと、すべて自作自演でした。
警察から電話を受けたのは私で、そのことは一緒に飲んでいた&一緒に暮らしていた彼(現夫)にしか話していませんけど。

ケーサツの言うことなんかアテになんのー?

とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
私も最初はそう思いました。

「殴られた傷と自分で殴った傷は明らかに違う」
「ストーカーの相談なんか一度も受けたことがない」
といくら説明されても、彼女がそんな嘘をつく意味がわからないので、ホントに調べたの? と不信感を抱いていました。

けれどそれまでの彼女の言動を総合したり、その後の言動を見ていくうちに、
しみじみ「あー全部嘘だったんだなあ」とわかってしまったのです。

嘘をつくのに理由なんかないんですね。

当時彼女と一緒に受けていた心理学(必修だった)の先生に彼女のことを相談したら、先生は彼女にそういう兆候があることに気づいていたそうで、

「まずは自分を守ることだ」と私に諭してくれました。

『良心をもたない人たち』にはこう書いてあります。

「だれを信じるべきか判断するとき、忘れてはならない。つねに悪事を働いたりひどく不適切な行動をする相手が、繰り返しあなたの同情を買おうとしたら、警戒を要する

同情からであれ、その他どんな理由からであれ、サイコパス(反社会性人格障害)が素顔を隠す手伝いは絶対にしないこと

相手を支配するのではなく、助けたいのなら、みずから助かりたいと望んでいる人だけを助けること

彼女はその後どうなったかと言いますと、女優(歌手だったかも)を目指してスクールに通っていましたが、

キャバクラ勤めが田舎の両親にばれて、実家に連れ戻されました。

数年前、上京してきた際に一度数人で会いましたが、それきりです。
もう会うことも連絡を取り合うこともないでしょう。

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『竹中式マトリクス勉強法』竹中平蔵

古本屋で買ってよかった、と思うような内容でした。

竹中さんがどういう勉強をどんなやり方でしてきたか1の努力で10の成果を得るにはどうしたらいいか、ということが書いてあります。

わかりやすい文章ではありますが、

・小泉さんをたてすぎ
・自分の凄さを誇示しすぎ
・内容に新しさがない

といった欠点が随所に見られます。

「人より先にはじめた者が必ず勝つ」という章では、竹中さんがいかにスタートダッシュを心がけているかという点でこんな例が出てきます。

「学生時代から勉強は常に先回り先回りを心掛け、英語や数学については中学三年生で高校三年分の勉強はすでに終わらせていました

そんな暇ねえ~

とは、わが夫の弁です。竹中さんは部活などされていなかったのでしょうか。していてもこれくらいちょろかったのでしょうか。別に先回りしてやったっていいんですけどね。
いくら先回りっていったって、三年分先んじることのできる学生はそうそういないと思います。だからこそできる人が「勝つ」ってことなんでしょうか。

『竹中式マトリクス勉強法』を読みながら、勝間本との違いを考えてみました。
勝間さんもご自分の功績をバンバン書きますし、なかなか人がマネできないような生活習慣など披露します。

なのになぜ勝間本は面白くて、竹中さんのは面白くないか

それは、勝間さんの本には「今すぐこれをやってみよう」と思えることがたくさん書いてあるからです。生活習慣にしろ、勉強法にしろ。
そこが二人の大きな違いだと感じました。

竹中さんは「働きながら100日で1冊を書く私の方法」として、一日どれだけ書けば100日で1冊の本になるかということを説明していますが、内容が薄ければそれは惰性で続けているブログのよう・・・

なんてつわりに苦しみつつ読んだ私は毒づいたのでした。

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勝間和代『起きていることはすべて正しい』

メンタル面をどう鍛えるか」という本です。

私の理解不足かもしれませんが、これまでの著書に比べると、ちょっとわかりにくい印象。話しがあっちへ飛び、こっちへ飛び、という感じです。章だてに問題があるのか?

とはいえ、もちろん悪書ではありません。
いつものように「この本、読んでみたいな」と思うものが何冊も紹介されていましたし、「これは今から習慣にしよう」と決めた行動、それから文章としてとても印象に残ったものもありました。

【読むことに決めた本】

・『最新版 スポック博士の育児書
勝間さんが第一子を出産されたときに参考にして、バイブルのように読み返された本だそうです。

・『良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖
反社会性人格障害の人たちについて詳しく述べられています。怖そう・・・

・『エイラ―地上の旅人
勝間本でこれまで何度も紹介されている一冊です。やっと読む気になりました。

・『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう
書店で平積みになっているのをよく見かけていました。テストを受けることで、自分が特化すべき強みが明確になるそうです。

・『第四の生き方―「自分」を活かすアサーティブネス
アサーティブという言葉については、理解しているつもりですが、行動に移し切れていません。実行するためにもこの本を熟読してみようと思います。

【習慣にしよう】

三毒追放

これは、勝間さんが2001年から本を読んで感心して実行し、30代成長の原動力となった「妬まない、怒らない、愚痴らない」の習慣です。

勝間さんはマッキンゼー時代、これをA4用紙に文字の大きさ48ポイントで大きく印刷してオフィスのブースの壁に貼って毎日眺めたそうです。非常に効果があったとか。

私個人に関して言いますと、「妬む」というのはほとんどありません。超美人を見ても、お金持ちを見ても、仕事バリバリの女性を見ても、負の感情は湧きません。
アル中でない父親を持った、幸せな子どもたちをみても、です(笑)

「怒る」はしますね。
子どもに、道行く人(歩きたばこのおじさんとか!)に・・・

「愚痴る」もたまにします。
けれどこれは、しないようにと日々心がけています。聞く方も疲れるし(負のオーラが伝染する)時間の無駄だからです。

なので「怒らない」を習慣にしようと思います。
さすがに自分の机の前に48ポイントで書くのはこっぱずかしいので、手帳に記しておきます。

【印象に残った文章】

父親から虐待を受けている娘は、父親が近付いてくる気配がかなり遠くからもわかる

これは、なぜわかるのかと言うと、遠くからの匂いであったり、かすかな車の音であったり、歩き方のちょっとした癖のある音なのですが、それが文字情報や顕在意識になる前に、この娘はまず、妹を連れて、逃げるわけです

ビンゴ!!

これは、本当にそのとおりです。
「遠くからの匂いなんてわかるわけないじゃん、犬じゃあるまいし」と思う人がいるかもしれませんが、嗅覚というのは、ある場合において異常に発達します。火事場のばか力って本当にあるんです。

たとえば今現在、私はつわりです。人によると思いますがつわり時の嗅覚というのは抜群に発達します。(したくなんかないんですけど)
バスに乗れば、そこにいる乗客一人一人の匂いが、それぞれの座っている位置からびゅんびゅん飛んでくるんです。(地獄です)
ああ、あの女性はこういう香水をつけている。あの女性から漂ってくるのはファンデーションの匂いだ。あの男性は加齢臭がきつい。などなど。バス程度の広さなら、どれだけ離れていても一人一人わかります。

というように、嗅覚はある場合において非常に敏感になるのです。
つまり私は、父が身近にいた時代ずっとつわりのような嗅覚をしていたということですね・・・

こういったことが、どんな流れで勝間本で書かれたのかと言いますと、
潜在意識をどう活用するか」という章においてです。

勝間さんは普段から「数字が」「分析が」と言っておられるので意外かもしれませんが、実は潜在意識の力について、大きな信頼をおいているそうです。(前述の「三毒追放」48ポイントのように)

そこでエリザベス・ロイド・メイヤー著『心の科学―戻ってきたハープ』を紹介されたのです。
この本は、心理学者があるきっかけから、超能力の論文を長年にわたって研究したもの。

勝間さんと超能力ってかけはなれてますよね。意外でした。

意外と言えば「勝間さんがひきこもりだった時期がある」というのもそうです。
勝間さんは恵まれた環境で育ってきて、ある意味メンタル筋力が弱かったのですが、そうしたことが影響して、仕事や人間関係のトラブルから、20代前半ひきこもりになってしまったそうです。

具体的には、家から一歩も出ずに、部屋に閉じこもり、子どもにも夫にもあわないようにして、現実逃避し、布団をかぶってひたすら泣く・・・

こんな状況からどうやって脱出したのか?

それが、この『起きていることはすべて正しい』に書かれています。

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『ウェブ時代をゆく―いかに働き、いかに学ぶか』梅田望夫

人生の幸福とは『好きを貫いて生涯を送ること』だと私は思う。人からどう見えるとか、他人と比較してどうこういという相対的基準に左右されるのではなく、自分を信じ、好きを貫く人生を送ること。本当の幸福とは、そういう心の在りようにこそあると思う」

『ウェブ時代をゆく』の一文です。深く共感しました。

『ウェブ進化論』『ウェブ人間論』などで知られる梅田望夫さんは、この本で「ウェブという学習の高速道路によってどんな職業の可能性が開かれたのか、食べていけるだけのお金を稼ぎつつ、好きを貫いて知的に生きることは可能なのか」といったことについて書いています。

自分の関わっている(かじっている?)分野について、まったく別の観点から深く掘り下げてくれる一冊です。

要するに「ウェブでどう稼ぐか」についてあらゆる角度から述べられているわけですが、それ以外にも「いやなことがあったときどう対処するか」「めげないためには」「すぐ行動するには」といった身近な悩みから、「どう生きるか」といった大きな問題まで、広く論じられています。

たとえば、
「誰かにちょっと断られたからといって、すぐに傷ついてはダメだ。人格を否定されたなんて考えてはいけない」
その具体例として、
「シリコンバレーのけっこう凄いベンチャーでも、50も100もベンチャーキャピタルを回って投資を求めても、ほとんどはノーと言われ続ける。それが当たり前なのだ」

また、「一人で生きるコツ」についても述べています。
「あらゆる面で徹底的にネットを活用すること。自分の志向性や専門性や人間関係をよりどころに『自分にしか生み出せない価値』を定義して常に情報を発信していくこと」
それから、
自分の価値を理解して対価を支払ってくれる人が存在する状態を維持しようと心がけること」(←「ウェブで稼ぐ」ですね)
そして、
「コモディティ化だけは絶対にしないと決心すること」
(コモディティ化とは、どこにでもあるような商品・サービスになるという意味だと私は受け取りました)

そんな難しいこと言われたって、まず「好き」なことをどうやって見つけたらいいの? 具体的にどう動いていったらいいの?

ですよね。

まあブログを書いたり、ブログをよく読む方には、「好き」がわからないということはないでしょうからそこは本書を読んでいただくとして、

どう動くか。それについて梅田さんは以下のようなステップを提示してくれています。

1.「時間の使い方の優先順位」を変えて、「勝負だ!」とばかりに好きなことを打ち込む。環境を変える前に「時間の使い方の優先順位を変える」
時間の使い方を意識的に組み替えることは、「違う自分」を構築することと等しい

【余談】
私は数か月前に禁酒したのですが、結果的に「時間・お金・健康・人間関係」といったメリットを得ました。その後禁酒を継続していましたが、先日夫につきあって少し飲み、ひどく後悔しました。自分の気持ちにそむいた行動をしてしまったからです。自分の時間を捻出するために禁酒は不可欠だと認識し、呑まない自分という、これまでと「違う自分」を構築していたのに、壊してしまったからです。
この本を読んで、罪悪感の理由をさらに分析することができました。悩みはどこから解決するかわかりませんね。

2.「時間の使い方の優先順位」を変えるにはまず「やめることを先に決める」ことである。それも自分にとってかなり重要な何かをやめることが大切だ。お正月の「今年の抱負」がたいていは実現できないのは「やめること」を決めずに、ただでさえ忙しい日常に「やること」を足そうとするからである。時間は有限なのだ。

まさに。私にとってお酒はかなり重要でした。酒の肴を作り、夫と晩酌することが楽しみでした。けれど「好き」が見つかった私には、お酒は要らなくなりました。
まー「やらないことを決める」はビジネス書を読めば、必ず書いてあることですね。

3.「長期「なりたい自分」と短期「なれる自分」」を意識して、現実的であること。「なりたい自分」が仮にイメージできたとしても、すぐ明日にそれは実現しない。短期的には「なれる自分」を積み重ねながら、「時間の使い方の優先順位」を常に意識し、ロールモデルの引き出しも増やしつつ、こつこつと長期にわたってしたたかに生きること。

こつこつ。何事もそうですね。

一緒に、こつこつ頑張っていきましょう!

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山田ズーニー『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』

この本を読了後、R25をパラパラめくっていましたら「言いたいことを100%伝えきる! 文章偏差値UP術」という特集に山田ズーニーさんが出ていました。

ズーニーさん、女性なんですね。びっくり。しかも美人。
(余談ですが『読書進化論』で勝間和代さんが「女性は美人でないと出世しない」と書いていました)

『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』を読んでイメージした著者は、
「メガネをかけた、温厚そうな30代の男性。理系」
ハズレたー。

この本は全体的に非常に内容が濃いです。
読みやすい・新しい・すぐ実践できる・効果が実感できる・面白い
とても魅力的な一冊。

なかでも「自分の思考停止ポイントはなにか?」という箇所には心を揺さぶられました。

ズーニーさんの言う「思考停止ポイント」とは、「自分の頭で考え続けるというしんどい作業をやめて、ゆるぎないものにどかんと腰をおろして安心すること」です。

たとえば、会社のトップがいう「顧客第一主義」「高利益体質づくり」
問題はメッセージを発信するトップではなく、それを絶対視して、人に押し付けてしまう社員なのです。部下を説教するときもそのスローガンを咀嚼せずそのままつきつける。その言葉が出ると、だれも反論ができなくなる、というわけです。

また、自分の内面の正義のようなものも、思考停止ポイントになりやすいとのこと。
「環境を守る」「男女平等」など。

私は思い当たるふし、ありまくりです。みなさんはどうですか?

<自分の思考停止ポイントを発見する問い>

・今自分が、信頼を寄せている人物は? その人の言うことを咀嚼しないで人に広めていないか?
自分が優れていて、他人が劣ると思うのはどんなときか?
・最近、人に何かを強く勧めたか
・会議や会話で自分が連発する言葉はあるか?
・自分の発言の中で「絶対」をつけるものは何か?
・自分のモットーは何か?

「これらの問いは充分ではないが、思考の動脈硬化に気づくヒントにはなると思う」とズーニーさんは書いています。

私の場合は、以下のキーワードが思考停止ポイントです。
「禁酒」「勝間和代さん」「マクロビ」「アレルギー」「ママ友」「読書」

そうです。このブログでさんざん書いていることです。

ただ、私は実際に会う人々には上記について語りません。よっぽど訊かれでもしない限り。
身近な人間から「お酒はやめた方がいい」「マクロビやると綺麗に痩せるよ」「ママ友なんて無理に作らなくていいのに」なんて言われたら、うっとうしいですよね?(笑)
ブログだけでもうっとうしかったらすみません・・・

ともかく、この「思考停止ポイント」に関する記述は新しく、目からウロコでした。今後気を付けていこうと思います。

その他に『伝わる・揺さぶる! 文章を書く』から学んだことは、

1.なんのために書くか
自分は今、何を書こうとしているのか。それは読み手にとってどんな意味があるのか。読み手にどうなってもらいたいのか。

2.読んだ人から聞きたい言葉は?

3.書き手のものの見方を押しつけない
(一度こういったコメントをいただいたことがあるので、ドキッとしました)

4.自分の関心ごとをいかに相手に興味ある切り口で書けるか

5.相手を理解するための問い
相手にわかるか? 相手が興味を持てる内容か? 読む意味、メリットは? 相手はどんな人か? どんな状況か? 読んでどんな気持ちになるか?

最後に

その相手だからこそ言いたいこと。自分にしか言えないこと

そういうものに忠実になっていきたいと強く思いました。

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『非常識な成功法則』神田昌典

勝間和代さん『読書進化論』で紹介されていたので読んでみました。

勝間さんの推薦がなければ(つまり前知識がなければ)「怪しい本」と思ったでしょう。「気をひきたいために大袈裟なことを言っている本」とも言えます。

著者の神田昌典さんの写真はビジネス雑誌などで拝見したことがあります。理知的で穏やかそうな印象を受けました。文章とは大違いです。言っちゃなんですが、文章が幼稚ですし、同じことを繰り返し述べている箇所も多く見受けられます

「非常識」と銘打っているわりに、それほど非常識ではありません

特に新しい点もありません

また、潔癖な女性には毛嫌いされそうな気もします。(「美人とやりまくりたい」といった記述がちらほら見受けられるので)

ただ、面白いことは面白いです。

それに、新しくないというのは、もしかしたら神田昌典さんが2002年にこの本を出版されて以降、いろんな方がいろんなところで書いたり言ったりするようになって、新しくなくなったのかもしれません。

たとえば
目標を紙に書いて朝晩眺める
否定的な口癖を持つ人との交流を断つ
「やりたいことの前にやりたくないことを考える
などです。

30分くらいで読んで、自分の意識を再確認するにはいい本です。

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勝間和代『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』

勝間和代さんて、どんな保険に入ってるんだろう。どんな条件が不可欠なのかな。

なんて最近思いました。保険を検討中なので。

さて、そんな(どんな?)勝間さんの最新作。『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』

やっぱり勝間和代さんに外れなし。
ま~ちょっと、「この辺薄いな」と感じた部分もありましたが、それでも他著者の本よりはじゅうぶん濃いし、なんてったって777円ですから

薄いなと感じたのは、本づくりに関わる人々の発言をそのまま掲載していること。たとえば、リブロ池袋本店のイルムス館担当マネージャー、矢部潤子さんの話。
「単行本は、新刊が入ってくると、一冊は棚に入れます。文芸書でしたら、あいうえお順に著書が並んでいる、それぞれの右端に新刊が入ります」
といったことが延々書かれています。

他にも紀伊国屋書店の方、mixiで勝間和代コミュニティを立ち上げた人、そのコミュの人々、などなど「コピペ」といった感じの記載が割と多いです。

こういう箇所に不満を持つ人も多いのではと思うのですが(実際私も「ここはちょっと薄いな」と感じたわけですが)
できる人は「フォトリーディング」でいいのですし、勝間和代初心者には「新しいな、面白いな」と感じられるはずです。

つまり、こういった部分を不満に感じる方は勝間和代さんの本を読みこんでいて、ある程度知的好奇心の高い方だと思うんです。
まあまあ怒らずに、777円なんだから。それ以上の価値は十分あるじゃないの。

彼らの言葉を勝間さんの言葉でまとめたら、価値は10倍アップしたでしょう。そのまま記載したのは勝間さん流のお礼なんじゃないかと思います。彼女をささえてくれている人たちへの。「おわりに」でもかなりの数のひとが挙げられていますし。
個人的なお礼を本にされても、という考えかたもありましょうが、ま、読み流せばいいことです。ためになる部分だって少しはあります。

では、よかったところを。

本を「書く」人、「売る」人にとっては、これ以上易しく説得力をもって書かれた本はないと思います。

書く力をどうアップさせていくか。メールをどうわかりやすく書くか。
勝間式「相手がわかりやすく読みやすく書く」ための4つの技術
ウェブで発見されて著者に進化するには

売るためには努力を惜しまないこと。
(勝間さんは「書く努力の5倍、売る努力をする」)
リアル書店とネット書店の特徴を生かした「売る」仕組みづくり。

言われてみれば「あーそうだよね」なのですが、こういったことを言葉にしてくれた人は今までいません。目からウロコ。でも「想像もしなかった!!」というレベルではないので、「書く」人「売る」人は、読んだその瞬間から実践できます。

実は近々、勝間和代さんのサイン会に行く予定。
生の勝間さん、とても楽しみです。子連れで行ってまいります。

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婚活にも:『白馬の王子さまに出会うための英会話』大門久美子

小飼弾さんのブログ404 Blog Not Foundで紹介されていたので買いました。面白かった。

英語圏のオトコをどうやって落とすか。どうやって盛り上がっていくか」について書かれた本です。もっと前に出版していてほしかった。(なんのために?)
ほんと、弾さんのおっしゃるとおり「なんでなかったんだろ。需要は確実にあるのに」の一冊。

1章 出会い編
2章 合コン編
3章 デート編
4章 ベッドイン編

そう。ご丁寧にピロートークまで書いてくれてます。たとえばこんな風に。

「すっごくうまいね」→ You're so good at this.
「生理中なの」→I'm having my period.

し、知らなかった・・・

ここで国際結婚にまつわるデータをいくつか。

厚生労働省によると、日本の16組にひと組が国際結婚とのこと(2006年)。そのうち8割が、日本人夫に外国人妻の組み合わせ。(つまり日本人妻に外国人夫は2割)
日本人夫の妻となったのは、やはりというか、フィリピン人が一位。中国人が二位です。アジア人だけで9割を占めています。

それから、東京23区だけですと、10組に1組が国際結婚とのこと。多いと感じるのは私だけでしょうか。

小学校からの女友だちがアメリカ人と結婚してハワイに行きました。レディファーストだし、家事育児も同じくらいやるし、サイコーとのことです。

婚活に奮闘している方は、外国にも範囲を広げるといいかもしれません。

そんなとき、この本は間違いなく役に立つでしょう!!

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勝間さんの母性を感じました:『勝間和代の日本を変えよう』勝間和代

勝間和代さんの本を読んで、はじめて鼻の奥がツーンとなりました。

・・・

この本の最大の特徴は、これまでの著書に比べ勝間さんの「母」の部分が強調されているところ。もちろん押しつけがましくはありません。「へえ、勝間さんはこういう風に子どもを育ててきたんだ」と驚いたり尊敬したり。

勝間さんの「母」突出にあたって、大きな功績は西原理恵子さんにあるでしょう。西原さんとの対談において、勝間さんは娘さんについてよく語っています。
私は西原理恵子という漫画家が大好きです。このブログでも何度か取り上げていますけど。
西原さんの亡き夫はアルコール依存症でした。私は父がアルコール依存症ですので、そういったこともあって、非常に共感できました。『毎日かあさん』は山田詠美さんや角田光代さんも大絶賛の素晴らしい漫画です。ぜひ読んでみてください。

話はそれましたが、勝間さんの「母」の部分。

どんなページでそれを感じたかと言いますと、「自尊心」について触れられたときです。
「子どもは自分の自尊心を満たしてくれる存在である。どんなに仕事で疲れたりいやなことがあったりしても、子どもに会えば吹き飛ぶ。子どもは親をひたすらまっすぐ愛してくれる」というようなことが書いてありました。(今、出先ですので正確な表現じゃなくてすみません)

「そう、そのとおりです」と鼻の奥が痛くなったのでした。

また、紹介されていたラッセルの幸福論『他者の幸福を願うことが自身の幸福と引き換えであってはならない』も胸に沁みました。

誰に対してもそうですよね。と深くうなずきました。個人的には、特に父に対して、父の母姉に対して・・・

自分の子どもに対してはどうでしょうか。一般的に「親は自分を犠牲にしてでも子に尽くせ」というような風習になっていて、それも一理あるとは思いますが、この本的にいうと「我慢を強いられているのは母親であることが多い」ので、そうやって母親は育児ノイローゼに陥ったりするわけです・・・

働く母親と、専業主婦の違いについても非常に興味深かったです。「専業主婦の方が心を病んでいる人が多い。ワーキングウーマンはやること考えることが多すぎて、嫁姑問題とかママ友がどうだこうだとかで悩んでいる時間がない。それはそれでいいことだ」というような記述でした。

これもまたそのとおりだと思います。みんながみんなそうとは思いませんが(心から楽しく専業主婦してる方も、働いてキイキイしてる女性もいるでしょうから)、少なくとも私は仕事に何度も救われました。

素晴らしい本でした。

勝間和代さんの言葉って、どうしてこんなに頭に残るんだろう。

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『弾言 成功する人生とバランスシートの使い方』小飼弾

投資家、プログラマ、ブロガーといった肩書を持つ著者。オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)上場時の取締役最高技術責任者を務めた人です。言わずと知れた、アルファブロガー。
404 Blog Not Foundはとても有益なブログです。私も週に2回はチェックしています。ここで紹介された本を買ったこと多数。

なので『弾言』もかなり期待していたんですが・・・
残念。
どう残念なのか一言でいいますと、

教養の教科書っぽい

生物や経済の参考書を読んでいるような気分になりました。小飼弾さんのブログファンとしては、もうちょっと彼独自の視点が欲しかった。彼はたくさん盛り込んだつもりなのかもしれませんが。期待しすぎたってことでしょうか。

心に響いた言葉もいくつかはありました。

「給料が低いのだったら、経営者が給料を上げざるをえないように考えて行動してみる」

「自分に必要なキャッシュフローを普段から把握しておけ」

「自分が勝てるゲームを作る」

これからも彼のブログは読みますが、本を買うのは慎重になりそう・・・

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アホなやつと思われたくないあなたへ:『伝えるための書く技術』デボラ・デュメーヌ

目次を読んだだけで、内容の凄さが想像される本です。

少なくとも数年、手元に置いておくだろう

確信したのは、読み始めてわずか17ページでした。

・・・

【目次】

STEP1 読み手を分析し、目的を明らかにする

01 プランニング・シートで方向をはっきりさせる

STEP2 アイデアを出す

01 アイデアを出す
02 読み手からの質問を想定する
03 自分でブレーンストーミングする
04 ポストイットで項目を出す
05 フリーライティングですべて書き出す
06 スピードが必要なら口述を試す
07 「空白ページ症候群」を克服する

STEP3 情報を分類して見出しをつける

01 カテゴリーごとにアイデアを分ける
02 アイデア出し戦略別にアイデアを分類する
03 見出しをつける

STEP4 アイデアを順序づける

01 アイデアの展開方法を選ぶ
02 重要度の順に展開する
03 時系列で展開する
04 プロセスの順に展開する
05 扱う地域の順に展開する
06 比較・対比して展開する
07 具体的な情報から一般的な情報へ展開する(またはその逆
08 分析して展開する
09 展開方法を組み合わせる

STEP5 草稿を書く

01 段落ごとに書いていく
02 接続詞を入れて流れをよくする
03 草稿を書く
04 時間制限を設けて書く
05 文章にいったん距離を置く

STEP6 簡潔・正確で視覚的に美しく、文体の適切な文書に編集する

01 「自分で編集」チェックリストを使う
02 内容と順序をチェックする
03 デザインでインパクトを出す
04 段落に見出しをつける
05 視覚的にデザインする
06 見出しと段落を見直す
07 文章を見直す
08 文を能動的にする
09 単語を見直す
10 文書に事例を入れる
11 内容に合った文体を使う
12 ポジティブな姿勢を伝える
13 読みやすくする
14 最終校正をする

さらにゴージャスなことに、付録として【コンペに勝てるプレゼン資料の作り方】がついています。

・・・

なんといっても、この本の役立ちポイントナンバーワンは、チェックリストでしょう。

プランニングシート」は、文書作成の第一段階として、著者が用意した質問に答えていくものです。たとえば、

1.目的は何か?
A.なぜこの文書を書いているのか?
B.読み手には何をしてほしいのか?

(中略)

3.結論は何か?
A.もし読み手が他のすべてを忘れてしまうとしても、これだけは覚えておいてほしいと思う主要なメッセージは何か?

といったことが書かれています。

自分で編集チェックリスト」は、本書の概略となっています。文書が読み手本位になっているかどうか確認するために使うものです。文章を練り上げる際のガイドにもなるでしょう。

(中略)

2.順序
結論
□最初に置いたか
□最初に置かない場合、戦略的に配置したか

などといったことが3ページにわたって書いてあります。

この本は、卒論の発表をする学生にもいいと思います。思い出すだに、あの時間は退屈でしたもんね・・・。書いてあることを読み上げるだけの学生には、うんざりしました。

日々ビジネス文書を書く会社員の方、フリーランスの方には手放せない一冊になるはずです。

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なかなか行動できない人へ : 『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』久米信行

創業まもないファミコンのゲームソフト制作ベンチャー、バブル絶頂期の大手証券会社、下町の老舗Tシャツメーカー、ボーダレスなインターネットコミュニティ、社会貢献を目指すNPO法人、

など様々な業界・職種に身を置いてきた著者。

2006年から明治大学商学部で「ベンチャービジネス論」「企業プランニング論」の講師を務めることになりました。

その内容は、

「惚れ込んだ商品を見つけ一年間ブログで広くお薦めしてネット行商をする。そのイチ押し商品を生み出した社長にもお会いして生涯のご縁を結ぶ」

というもの。

まさに自主的な意志と、すぐやる行動が必要。

ところが、多くの大学生の反応は、

「好きなものやことが見つけられない」

「会いたい相手にメールや電話ができない」

「相手に会う約束を取り付けられない」

「相手に会えても何を話して良いかわからない」

「相手に何か言われるとすぐにへこんでしまう」

「一度や二度の失敗であきらめてしまう」

「せっかくお会いできてもお礼をしない」

「再度連絡をしたりあったりしない」

学生に限らず、社会人にもありそうなことですよね。そこで著者はこの本を書くことにしたのです。

・・・

【目次】

PART1 相手の懐にすぐ飛びこむ!

Q1 自分から率先して声をかけられない

Q2 いきなり電話をかけられない

Q3 最初のメールをどう書けばよいかわからない

Q4 出会いが「お付き合い」につながらない

Q5 忙しそうな先輩・上司に質問できない

Q6 上司や同僚とケンカできない

Q7 飛び込み営業ができない

Q8 断られると、食い下がることができない

Q9 相手が大物だと、つい遠慮してしまう

PART2 周りを気にせずすぐやる!

Q10 まっさきに手を挙げられない

Q11 最前列に座れない

Q12 パーティや懇親会などで浮いてしまう

Q13 「知識のなさ」がバレるのが怖い

Q14 人に聞かないと決断できない

Q15 空気を読みすぎて行動できない

Q16 周りにお願いや働きかけができない

Q17 周囲の目が気になり、行動できない

PART3 失敗を怖がらずにすぐやる!

Q18 一度失敗するとあきらめてしまう

Q19 一気に加速できない。ブレーキをかける

Q20 タイミングを狙いすぎて動けない

Q21 めんどうくさいことはしたくない

Q22 大勢に反対されると自信をなくす

Q23 まずインターネットで調べないと行動できない

Q24 過去の失敗を引きずってしまう

PART4 「自分」に負けずにすぐやる!

Q25 プレッシャーに負けてしまう

Q26 段取り実行でいない

Q27 ゴールが見えないと途中で止まってしまう

Q28 経済的な理由で行動できない

Q29 ここ一番でアイディアが出てこない

Q30 安定している現状を壊したくない

Q31 自分の言葉で意見を言えない

・・・

目からウロコ、非常に役立った項目は、まず、

Q3最初のメールをどう書けばよいかわからない

「成功するかどうかは、事前準備で8割決まる」と、著者は証券会社時代の尊敬する上司に言われたそうです。営業の達人と呼ばれた上司です。メールの決め手も事前準備だと著者は言います。特に、初めての相手に出す最初のメールでは大切。では、どうすればいいのか?

1.メールを送る前にGoogleで「お名前検索」

2.ブログやインタビュー熟読。著書があれば取り寄せ熟読。

ここからが凄い!!

3.事前に感動した一言をブログに書く

4.ブログを紹介しつつ、お礼メールを書く

5.メールマガジンで知り合いに紹介する

ブログのこんな使い方、あったんですね!!

それから、Q4出会いが「おつき合い」につながらない

へ続くのですが、ここでは、会ったあとのフォロー不足の解消について書いてあります。ここでもブログの活用方法が紹介されています。衝撃です。お礼状にブログを関わらせることができるなんて、考えたこともありませんでした。

・・・

つい最近、仕事で某アパレルについて書く機会がありました。

あちらの担当者はものすごく多忙な方のようで、なかなか連絡がとれません。電話で話せるまでに何日もかかりました。話してみてすぐ、とても頭の回転の速い方だなと感じました。まだ30そこそこの女性なんですけれど。気さくで非常に感じがよかったです。

私の書いた原稿が記事になって、後日お礼状を出す直前、ある雑誌の表紙にその女性を名前を発見しました。もちろん、迷わず購入。

その方、雑誌などでは顔出しで見開き一ページ使うような有名人だったんです。(超美人)

『考えすぎて動けない人のための「すぐやる!」技術』を読んで、そのことを思い出しました。私が彼女のことを事前にググッていたら、メールや電話もよりスムーズにいったでしょうし、話も弾んだのではないかと思います。

・・・

「爆発的に売れない限り、元はとれないんじゃないか」

というくらい、著者のこれまでの学びがぎっしり詰まった、とても有意義な一冊です。

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本を出したいブロガーへ:『本を作る現場でなにが起こっているのか!?』

ブロガーの皆さまの中には、

本を出すことを目指していらっしゃる方も多いと思います。

勝間和代さんの著書を読まれたことのある方なら、なおさら。

『本を作る現場でなにが起こっているのか!?』は、

そんなブロガーのモチベーションを著しく高めてくれる一冊です。

・・・

まず、目次です。

1.【書籍・雑誌・マルチメディアの現場】

1)新潮新書

2)『PLUTO』

3)ポプラ社

4)新風舎

5)『R25』

6)オーシャンズ OCEANS

7)STAR soccer

8)CanCam.TV

9)ボイジャー

11)小学館

2.【広告・営業の現場】

12)旅行読売出版社

13)講談社

14)サンクチュアリ出版

15)新潮社

3.【編集プロダクション・出版プロデューサーの現場】

16)企画のたまご屋さん

17)PICASO

18)ポチ

19)新井イッセー事務所

20)トランネット

・・・

上記のような、

現状を打破し、成長を続ける出版人二十組へのインタビューを

まとめたものが、本書です。

著者になりたいブログ書きの方には、

「企画のたまご屋さん」

をお勧めします。

企画のたまご屋さんは、作家と企画を求めている編集者の両者

を結びつけるエージェントです。

企画のたまご屋さんは、「企画書のオークション」です。

企画書のオークション。

なんて魅惑的な響きでしょう。

様々なルートから集めた企画をブラッシュアップして

現在約960名の編集者に平日の朝メールで送っているとのこと。

企画採用のポイント、20年かけて作られた企画書のフォーマット

などについても詳細に書かれています。

HPも併読すると、なおわかりやすい。

この章を読むことで、

日々、問題意識、目的意識を持って生きられるようになる

といっても過言ではありません。

・・・

「R25」は、マーケティングの視点から、非常に興味深かったです。

M1層(主に20~34歳の男性層)に読んでもらおうと決めたとき、

広報部ではまず彼らの生活を調べたそうです。

すると、こんなことがわかりました。

彼らは朝起きて電車に乗って、新聞をピラッと見つつ、

会社に着いたら真面目に仕事をする。

夜の20時くらいまで働いて、帰宅したらTVとパソコンを

それなりに見たあと、シャワーを浴びて寝てしまう。

「こんな生活のどこに隙間があるのか?」

それを考えたとき、帰りの電車の中では何もすることが

決まっていないようだとわかりました。

ならばその時間帯に、R25を読んでもらえる余地があるだろう。

そう考えたというのです。

おもしろすぎます。

・・・

本を作る方、

本を出したい方、

面白い本をたくさん読みたい方、

ぜひこの本を読んでみてください。

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『最強の集中術』ルーシー・ジョー・パラディーノ/森田由美(訳)

まず、訳が素晴らしい。

まったく意識をそがれることなく最後まで読めました。

森田由美さん、素敵です。

・・・

本書は、アメリカで30年以上にわたって注意力の研究をしてきた

心理学者の著者が、集中力を向上させる8つの鍵を紹介。

気分転換の方法や、緊張をコントロールする方法、生活習慣など

今すぐ実践できるアドバイスが満載。

集中力が持続しなくて仕事がはかどらない、

作業効率を上げたいという人は必読です。

・・・

「集中ゾーン」って、ご存じでしたか?

私は知りませんでした。

スポーツ選手を例に考えてみます。

・大会の数か月前、トレーニングをはじめる時点では、

緊張感が足りないため、刺激不足で集中できません。

【そんなときは意識を高める戦略が必要になります】

・逆に競技会当日、神経を張り詰めてスタートラインで待機して

いるときは、興奮しすぎて集中できません。

【この場合、心を落ち着かせる戦略が必要になります】

両者の中間にある、リラックスしつつ適度に緊張した状態を

「集中ゾーン」と呼ぶのです。

この状態にあるとき、選手は自分の集中力を最もうまく

コントロールすることができます。

著者は、この「集中ゾーン」の重要さを繰り返し説き、

気が散ったとき、意識が低下したとき、頭に血がのぼったときに

集中力を取り戻すには

1.いったん立ち止まり、自分がゾーンの外にいることに気づく

2.ゾーンに戻るための対処法を実施する

ことが大切であると説明します。

もちろんこれらをどうやって行うかについても、詳しく述べます。

・・・

気分転換の章では、

4点呼吸法が役に立ちました。

著者のいうとおりこの呼吸法を実践してみましたところ、

どこにいても気分が鎮められるようになりました。

四角いものが目につくところであれば、どこでも、です。

(四角いもののない場所なんで、なかなかありません)

・・・

また、ちょっとホッとする記述もありました。

私は夕方になるとあまり頭が働かなくなり、気持の余裕が

減ってきてしまいます。

何か問題があるのかなあ、なんて思ったりもしたんですが、

それが吹き飛びました。

「キャロルの場合、早朝から全力で仕事に打ち込んでいるせいで

午後半ばを過ぎることには、集中力を高める脳内化学物質が

枯渇していた」

そう、そうですよね。

早朝(私の場合4時ころ!)から動いていれば、

そりゃあ夕方には枯渇しますよね。

とホッとしたわけです。

・・・

最後の章「生活習慣」では、改めてコーヒー断ちについて

考えさせられました。

以前勝間和代さんの本を読んで、

「へー、カフェインは脳によくないのね」

と知り、減らしたり14時以降飲むのをやめたりはしたのですが

やめることはできませんでした。

美味しいし、目がすっきり覚めるんですよね。

でも、今回を機に、まずは「ノンカフェイン」にチャレンジしてみる

ことにしました。

(アル中が「ノンアルコール」を呑むみたい・・・?)

この記述にドキッとしたからです。

「カフェインは中枢神経系を刺激する。適度に摂取すれば

頭が冴えて疲労が軽減し、集中力が求められる知的な仕事

の効率が上がる。けれど大量に摂取すると、神経過敏・イライラ・

不安といった副作用が生じる。(中略)カフェインの効果が消えると

それまで神経がたかぶっていたぶん、急激な落ち込みを経験する」

思い当たるふしあり!!

それから、カフェインが体内からいつ消えるか、ということも

はじめて知りました。

(アルコール分解時間については詳しいんですけど)

驚きです。

14時にカフェラテを飲んだ場合、

19時の時点で、カフェインの半分近くが血中に残っており、

23時になってもまだ摂取量の4分の1を代謝しているそうです。

午後のコーヒーは控えることに決めました。

・・・

最後に、ものすごく役にたった考え方をひとつ。

対人関係において、

「自分にとって望ましい行動には注意を向け、

望ましくない行動は無視する」

ということです。

たとえば、夫が週に一度でもゴミを出してくれたら

ありがとうと感謝する。

一方、玄関に置いてあったにも関わらず出してくれなかった

場合、こちらは無視する。

すると嬉しいことに夫のゴミ出しの回数が増えていく

というもの。

これは夫だけでなく、子どもに対しても同じです。

望ましくないことをしたら受け流して、

望ましいことをしたら褒め、感謝する。

自分もそうされたいですもんね。

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『買い物欲マーケティング』博報堂買物研究所

「買物が楽しくないと、モノは売れません!」

を前提に、

スターバックス、IKEA、男前豆腐、ヴィレッジバンガード、

ボーネルランドなど、

豊富な事例で買物欲を刺激する12の視点を紹介する本です。

・・・

「生活者のモノに対する欲求=『モノ欲』と、

その買物自体の体験に対する欲求=『買物欲』が

同時に満たされなければ、消費は生まれなくなる」

博報堂買物研究所のメンバーは言います。

確かにそうです。

いくら魅力的なものが売ってあっても、

そのお店に魅力がなければ、まず行く気になりません。

たとえばスターバックスコーヒー。

ここにはなぜか頻繁に足を運んでしまいます。

どうしてでしょう。

スタバが上陸、浸透するまでは、コーヒーの買物といえば、

「ホット」とか「アイス」とだけ答えるのが当たり前でした。

「エクストラホットのカフェミストにヘーゼルナッツシロップを

ハーフショット」

などとしちめんどくさい注文をする日が来るなんて、

予想だにしませんでした。

それが今では当たり前になっています。

カスタマイズ、楽しいですよね。

スタバはそれだけではなく、

スタッフの声のかけ方も見ていて明るい気持ちになりますし、

お店の天井が高く、椅子の間隔も他店より広めにとってあって、

快適です。

流れている音楽も思考を邪魔しないジャンルで、ちょうどいい

ボリューム。

「コーヒー」というモノを買う欲求だけでなく、

買物のプロセスが楽しいんですね。

だから、人気があるんです。

買物は、便利で効率的、合理的になればよいというものでは

なさそうです。

・・・

『買物欲マーケテイング』では、

買いたいという気持ちを生む、

そして買物という行動を誘発する12の視点が

紹介されています。

たとえば、【鮮度】

・その売場の商品はできたて、作りたての感じがして、

買いたい気持ちになる

・そのお店や売り場の様子から活気を感じて買いたい気持ち

になる

・いまこの店で買いたい、買わないとあとで後悔すると感じる

などです。

それから、【驚愕】

・たくさん商品が並んでいる様子を見て、ワクワクして

買いたい気持ちになる

・商品や売場のメッセージや情報に一瞬、疑問や驚きを感じ

引き込まれる感じがして、買いたい気持ちになる

・・・

こういう経験、テンションが上がっているときにしてますよね。

このように、

ふだん買い物を楽しんでいるときに抱く感情が

冷静に分析されています。

買う側も、

売る側(店主、製造者、広告に携わる人)も、

買物に関係するすべての人に役立つ一冊です。

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『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』築山節

最近、なんとなく脳が冴えない・・・

そういう状態を自分で改善させ、

また脳の使い方を改めることにより、

記憶力や集中力、意欲などを高める手引き書となるのが、

『脳が冴える15の習慣』です。

築山節さんの本を読むのは二冊目です。

『脳と気持ちの整理術』がとても面白かったので、

買いました。

ヒットです。

二冊連続の良書!

・・・

生活のリズムを失うことは「ボケの入り口」

著者は言います。

なるべく毎朝同じ時間に起きる。

ボケたように見える人が、それだけで治っていくことも

多いそうです。

それから、音読も脳にいいとのこと。

なぜかというと、

脳の入力→情報処理→出力

という要素が連続的に含まれているからです。

眼で文字面を追っているだけでは理解していないこともあります

が、すらすらと音読するためにはある程度内容が理解できて

いなければいけません。

しかも、声に出すという出力もあります。

幼いお子さんを持った方なら、頻繁に音読の機会があると

思います。

子どもは絵本の朗読が大好きですよね。

子どものためだけでなく、自分の脳にもいいとわかったら、

読む声にも力が入りそう。

それにこれは声を大にして言いたいことなんですが、

朗読は良質の睡眠に最適です。

よっぽど残酷な話を読むのでない限り、

心が落ち着きますし、頭が整理されてスーッとします。

眠れないという方には、本の朗読がお勧めです。

・・・

人をボケさせるにはどうすればいいか。

そんなことも書いてあります。

思いつきますか?

「もっとも確実な方法は、一切の情報を与えないこと」

だそうです。

一日中椅子に縛り付けて、壁だけ見させていたら、

おそらく一週間もたたないうちにまともな思考力を失うと思う

と著者は書いています。

ということは、あまり身動きのとれない状況で入院している人

(私の父です)

には、五感に響く手紙を書くのが有効かもしれません。

たとえば、

音声を吹き込める手紙(聴覚)に、

孫の写真(視覚)と、

父のお気に入りのお菓子(味覚)と、

凹凸のあるしおり(触覚)を同封し、

心が落ち着くアロマ(嗅覚)を一滴垂らす。

なんてしちめんどくさいこと、やる気力が起きたらやってみます。

・・・

それから、生活習慣病と脳の関係にも触れてあります。

大事なことは、

・生活習慣病になると、脳にも問題が起こってくる。

・生活習慣病にならないためには太らないことが大切。

以上二点です。

この本にはメカニズムも書いてありますが、

とりあえずはこの二つを心にとどめておこうと思います。

・・・

また、興味深かったのは、

「失敗は同じ時間帯にする」

ということ。

同じ時間帯に失敗するのは、

脳のメカニズムが関係しているそうです。

たとえば16時ごろに不注意によるミスを連発するとか、

22時ころ感情的なメールを送ってしまって後悔するとか、

そういう傾向がつかめてくると大きな失敗を防ぎやすくなる

とのこと。

確かに、私は朝に強いですが夕方以降は疲れてしまって、

重い荷物を持って娘と歩いているときなどイライラしますし、

(だから重いものはネットで注文するようにしました)

ぼーっとして家事や仕事でのちょいミスが増えます。

こういう傾向を自覚していれば、この時間は休息にあてるとか、

注意して動くだとか対策がとれるようになるわけです。

・・・

とても有意義な一冊でした。

今後の生活に役立つ、お勧め本です。

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『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー

『7つの習慣』を読み終えました。

この本のフレームワークは、

◎人間は、刺激と反応の間に選択の自由を持っている。

◎問題を、相手の立場から見る。話をする際、説教をしたり

自叙伝を語ったりしてはいけない。

◎自分の価値観を明確にし、日ごろの生活において、

それに基づいて主体的に計画し実行していく。

以上三点だと受け取りました。

・・・

読み終えるのに、三週間かかりました。

そのあいだに起った問題すべてにおいて、

この本が力になってくれました。

アルコール依存症で入院している父に関することで悩んだときも、

家事育児や仕事でやるべきことが多すぎて優先順位がわからなく

なったときも、

この本が気持ちを落ち着かせてくれました。

何をすべきか、教えてくれました。

・・・

ただ、感銘を受けた箇所が多過ぎて、すべてをずっと記憶しておく

ことは難しいでしょう。

いくつかの言葉は書き留めて手帳に挟みました。

それ以外は、

これから悩んで立ち止まったとき、またこの本を開こうと思います。

・・・

「あなたの家族で、何世代にもわたってつくられてきた悪い流れ

は、あなたの代で止めることができる。

あなたは流れを変える人となり、過去と将来の接点になるのだ。

そして、あなたのつくり出したその変化は、

将来にわたって数多くの人々の人生に大きな影響を

与えることだろう」

父のことでいつも悩んでいた、高校生だった私に読ませたい。

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『仕事を楽しむ自分になる50の方法』中山庸子

この本を読んで面白いと感じるのは、どんな人か

考えてみました。

・18~24歳

・女性

・普段あまり読書をしない

この三点は外せないと思います。

・・・

内容は、

仕事をする上での段取りやお付き合い、身だしなみ、貯金など。

こういったことがとりとめもなく書かれています。

著者の気持ちの浮き沈みが色濃く反映されているので、

読んでいて疲れる箇所もあり。

冒頭で述べた要件にあてはまる人には、いいかもしれません・・・。

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『「この街」に住んではいけない!』中川寛子

「オールアバウト」でおなじみの住まいのカリスマアドバイザーが

書いた、住みやすい街選び、住みやすい家選びのための一冊。

街選び編では、防災、防犯、便利さ、快適さの観点から、

物件選び編では、建物、住戸の観点から、

それぞれ詳しくわかりやすく説明してくれます。

夫の勤務地近くへの引っ越しを検討しているので、

どのページも真剣に読みました。

・・・

まず笑ったのは、地震対策にはどの程度の標高が必要か

を考察した防災編。

阪神淡路大震災、東京の下町、田園調布、成城学園などの

例を出し、最後に

「永田町が20mですから、それだけあれば大丈夫なはずです」

と結論づけています。

確かにそうだ、と力が抜けました。

この章には、データで街の安全度をチェックするサイトのアドレスが

記載されています。

危険度や避難所について知ることができ、とても便利です。

・・・

なるほどと思ったのは、

「どんな施設も各1」エリアはストレスがたまる

ということ。

コンビニ、スーパー、カフェ、レストランなど、すべての施設が

一軒ずつしかないと選択肢がなくてストレスがたまります。

一軒だけでは飽きてしまうからです。

「仕方ないからあそこ」では毎日楽しくないと著者は言います。

また、目から鱗だったのは、

「利用できるコンビニが一軒しかない場合には、そこに

行かざるを得ませんが、それは防犯的な意味から非常に危険。

同じような店に同じような時間に通っていると、他人に生活パターン

を予測されやすく、狙われる可能性が高くなるのです」

なるほど、です。

この本は、

これから一人暮らしをする女子大生、その親御さんなどに

プレゼントしても喜ばれるかもしれません。

・・・

他にも

「空き巣に狙われる街は便利で昼間人がいない」

「元気さでお勧めの商店街一覧」

「ご近所さんの騒音、入居前にどう知るか」

「住んでからの騒音にどう対処するか」

など、思わず膝をうつような納得の説明がずらり。

引っ越しをご検討の方にも、

今の家でいかに快適に暮らすか模索していらっしゃる方にも、

お勧めの内容の濃い一冊です。

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『仕事が10倍速くなる!スピード手帳術』松本幸夫

手帳に関するビジネス本って、多いですよね。

私も、何冊も読みました。

中でもこの本は特に素晴らしいです。

『仕事が10倍速くなる! スピード手帳術』

どこが素晴らしいかといいますと、

「すぐ実行に移せて役立つ、新しいアイディアが豊富」

なことです。

たとえば、

・プライムタイムをふたつ持つ

たいていの方は、一日の中で、自分がもっとも集中できる時間帯が

いつなのかを意識してらっしゃると思います。

けれどそれをふたつ考えていらっしゃる方というのは

少ないのではないでしょうか。

私もそうでした。

この本には、そのプライムタイムを「メイン」と「サブ」ふたつ

用意しておいて、それぞれどんな内容の仕事をするといいか

丁寧に書いてあります。

・制限時間を短めに儲ける

これは、集中力が高まります。

当たり前のことですが、なかなかできることではありません。

昨日、私はさっそくやってみました。

妹に会いに行くことにきめたので、その日の家事と仕事を

一時間半で終わらせることにしたんです。

妹は元気がありませんでした。

(アルコール依存症の父と、伯母と、その他プライベートで

悩んでいるようす)

妹の家は遠いので、早めに出て早めに帰ってきたい。

ラッシュは疲れますし、子連れは会社員の方々に迷惑をかけます

からね。

家を出る目標時間を、絶対無理、というくらい早めに設定しました。

それから家事と仕事に取り組みました。

目標通り終わりました。

我ながらものすごい集中力だったと思います。

制限時間は短めに。

このことによるメリットはあれど、デメリットはありません。

・「80点で見切れる仕事、見きれない仕事」

品質管理、経理などは見きれない仕事です。

ほかにも、その人個人にとって見切れない仕事というのはあるでしょう。

それが、優先順位の高い仕事です。

それ以外の、完璧さを求められない仕事は「手を抜く」のではなく、

全力で取り組んで、完成度としては80点でオッケーとして

いいのではないか、と著者は言います。

・・・

上記以外にも、

・仕事に合わせた専用フォームを作る

(いま抱えている仕事のそれぞれに、目標やTo Doリストを作る)

・スケジュールを決めるときにあえて入れておくべき時間

1.ブランクの時間

2.考える時間

3.スケジュール作成の時間

など、「確かにそのとおりだ。でもやってなかった」というアイディアが

満載です。

手帳術の中では、ダントツお勧めの一冊です。

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『一生ものの仕事の習慣』『朝10時までに仕事は片づける』

『一生ものの仕事の習慣』は、

仕事の基本的なやり方について書いてあります。

著者は小山政彦さん。船井総合研究所の社長です。

『朝10時までに仕事は片づける』は、

時間の有効活用のために午前中の時間をどう使うか

ということについて書いてあります。

著者は高井伸夫さん。弁護士事務所の所長です。

・・・

この二冊を同時に取り上げたのには理由があります。

二冊とも、とにかく説教くさいんです。

なぜそう感じるか考えてみましたところ、

・「坂本龍馬は・・・」「元横綱大鵬は・・・」など、

他人の名言を用いることが多い。

・これまでの人生の苦労と、そこからの這い上がりが

熱く語られている。主観的な感じを受ける。

以上二点です。

よっぽどご高齢なのかな?

と著者経歴をみてみますと、

小山さんは61歳、高井さんは71歳でした。

・・・

ただ、高井伸夫さんの言葉で、なるほどと思った箇所もありました。

「深夜のつきあいというのは、誤解に基づくムダか、自分を

甘やかしているだけ。営業の原点は、相手にどうしたら満足が

与えられるかということを真剣に考えて、誠実に対応できる

ということ。その能力のない人が、酒席の力を借りているだけ」

・・・

どちらの本もすぐ読めます。

私は合わせて二時間程度で読み終わりました。

二時間の労働成果だけで、

著者が何年も、何十年もかけて培った情報と交換させて

もらったことになります。

どの本にも、一か所くらいは、

上手な表現だなと感じたり、

新しい発見をするところがあります。

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『脳と気持ちの整理術』築山節

目の前に難しい問題があって不安になっているとき、

どうやって前向きさを取り戻していけばいいか。

やらなければいけないことがありすぎるとき、

思考をどう整理すればいいか。

よいアイディアが出ないとき、欠けているものは何か。

自分を理性的にコントロールするために、何が大切か。

そういったことに答えてくれる、良書です。

アルコール依存症の父に会った帰りの飛行機で読みました。

・・・

感情系と思考系。

このふたつの考え方は、非常に勉強になりました。

何か問題にぶつかったとき、とても役に立つ概念です。

どう役立つかというと、

いやな問題にまつわる情報は、脳に感情的な反応

(「何となく不安だ」「気になる」など)

を引き起こさせます。

そこに思考系の働きを対応させて

「この問題にはこう対処すればいい」「これは後回しでいい」

などということを考えていけば、

感情的な反応とのバランスが取れてくる、というわけです。

この本には、そのやり方が具体的にわかりやすく記して

ありました。

・・・

読みながら、自分の抱えている問題を整理することができます。

自分ではじゅうぶん冷静で客観的で落ち着いていると思っていても、

実は頭の片隅にいつもその問題が残っていたりするものです。

気持ちがスーッと軽くなるんです。

飛行機に乗る前と降りた後では、2割前向きになっていました。

家について夫に電話をしましたら、

「元気そうな声でよかった」

といわれました。

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『30分でサクッとつくるネット企画術』中谷浩二

この本に書いてあることは、

「一般的な企画書の書き方+α」

なので読み応えがあります。

+αがなんなのかと言いますと、タイトルにもあるとおり

「いかにしてネットで正確な情報を仕入れるか」

・・・

ネットの情報だけを利用して企画書を作れたら、

・あれこれ参考資料を集める手間が省ける

・データ収集のために出かけたり、人と会う必要がなくなる

・残業もしなくてすむ

といったメリットが得られます。

けれど問題は、

「ネットにある情報は信ぴょう性にかけるのでは?」

ということ。

・・・

「ネットの情報を利用するには、探し方と使い方のコツが必要」

著者は言います。

この本では、そのコツをおしげもなく伝授してくれます。

さらに、情報収集の仕方のみならず、

「集めた情報をどう整理、分析するか」

「分析結果をどうまとめるか」

といったことまで丁寧に教えてくれます。

・・・

特に役立ったのは以下です。

<情報収集>

・市場データを探す場所

・アンケート調査を探す場所

・質問サイト、ブログ、口コミサイトの利用方法

<情報の整理・分析>

・ポジショニングマップの作り方

→自社と競合他社との違いが把握でき、自社の進むべき

方向がわかる

・課題を発見するために比較表を利用する

・・・

巻末につけられた

ネット検索情報も非常に役立ちます。

ネットで企画書を作ることはできますが、

ネットでこの本の内容を網羅することはできません。

デスクに一冊あると便利な本です。

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『偽善エコロジー』武田邦彦

「レジ袋を使わないのは、ただのエゴ」

らしいです。

レジ袋を使わない=新しい買い物袋+新しいゴミ袋が必要

ということ。

新しい買い物袋は、エコバッグであることが多く、

エコバッグはたいていBTXという成分で作られています。

BTX成分は石油の中では、少なく貴重な部分です。

(洗濯機や冷蔵庫の外側に使われるらしい)

それに対しレジ袋は、石油のあまった成分

(捨てたり燃やしたりするしかない廃品)で作られます。

つまり、レジ袋追放運動というのは、

希少価値の高いBTX成分を使ってエコバッグを作り、

余っている成分は燃やすということになるのです。

・・・

「レジ袋を削減すると、かえって石油の消費量が増える」

という著者の指摘に対し、

環境省のおえらいさんがこういいました。

「レジ袋削減は、原油使用量削減のために取り組んでいるのでは

ない」

「ごみ自体を出さないリデュースへの転換の象徴的な存在として

レジ袋に着目した。ライフスタイル転換のきっかけにしよう

という意味合い」

つまり、レジ袋削減運動の偽善を認めたということです。

・・・

以上は著者の主張ですが、

確かにうなずける部分は多くあります。

以前、作家の村上龍さんが、

「こうすることで誰が儲かるのかを考えるべきだ」

というようなことをおっしゃっていました。

レジ袋に関してあてはめてみますと、

まずスーパーが思い浮かびます。

レジ袋はたいてい無料で渡すものです。

年間、600億円くらいかかるらしいです。

これを廃止すれば、600億の経費がゼロになる

のみならず、

専用ごみ袋(容量が倍なので1200億円)

エコバッグ(1個1000円で5000万人が買うとして500億)

=1700億のプラス

という結果になります。

600億のマイナスが消えて、1700億のプラス。

これは、やらないはずがありません。

・・・

「問題の根本を見極めて、全員が協力して行動すべきだ」

「家庭で小さいことをいくらやっても意味がない」

著者はくりかえしこう述べます。

なんだかむなしくなってきます。

環境のためだと思って私が日々おこなっていることは、

自己満足でしかないのでしょうか。

この本を読んだ人がみんな「なーんだ、無駄なんだ」と言って

それまで行っていた環境対策をすべてやめたら・・・

想像するとちょっと怖い。

・・・

この本は、賛否両論多数のようです。

反論本が楽しみです。

国にも出してほしい。

だれの意見が正しいのか、

それは何十年も経ってみないとわからないこと

かもしれません。

ただ、私は自分で判断して小さなことでもやっていこうと思って

います。

エコバッグもやめません。

100%綿でできていればいいと著者も書いています。

・・・

総合すると、読む価値のある本だと思います。

気をひくため? と思われるような記載、素材選びが多数

見られますし、論理の飛躍、無駄な記述もありますが、

役人に対する意見などは新しくて面白いです。

平易な文章なので、すらすら読めます。

環境に対して考える、いいきっかけになると思います。

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『「仕組み」仕事術』泉正人

五つの会社を経営し、世界を飛び回りながら

仕事は毎朝二時間で片付け、

週末はサーフィンを欠かさない。

そんな著者が教えてくれる仕事術です。

・・・

仕事には「作業系」と「考える系」があります。

・「作業系」とは頭を使わないで処理できるルーティーンワーク。

たとえば、書類作成、帳簿作成、会議の準備、整理整頓。

・「考える系」とは、頭を使って考える必要がある仕事。

たとえば、新規事業のプランニング、企画立案、原稿執筆。

著者はいいます。

「考える系の仕事に時間と労力を費やすために、

 作業系の仕事に仕組みを作って効率化をはかる」

ここが重要です。

・・・

そのほかにも、

「成功体験を仕組化する」

「仕事の内容と手順をチェックシート化する」

「メール処理に仕組みをつくる」

など、目からうろこの仕組みが盛りだくさんです。

とくに、仕事の内容と手順に関しては、

ここまで細かいの? と驚かされます。

けれど細かいことで、

パッパと考えずに一気に片付けられます。

メール処理の仕方は、さっそく実行に移してみましたが、

驚異的な時間短縮につながりました。

この本のいいところは、

実践することで、

自分だけでなく相手の時間まで短縮できることです。

「これやってみたいな」

「すぐやってみよう!」

とわくわく感も得られますし、だれにでも実行に移せます。

・・・

仕組みづくりには少し時間を必要としますが、

その時間をとることで、その後の時間効率は飛躍的に

アップします。

最少の時間と労力で最大の成果を出す。

仕事にも家事にも役立つ、お勧めの一冊です。

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『7つの習慣』スティーブン・Rコヴィー

勝間和代さんの著書で何度も進められていた自己啓発本を、

ついに入手しました。

いま92ページめです。

ここまで一気に読みました。

図書館で見つけたのですが、買おうと決めています。

買って、本棚の取り出しやすい場所において、

何度も読み返すつもりです。

・・・

いまのところ琴線にふれた言葉は、

「最も重要な金銭的資源は、収入を得る能力である」

「誰も説得によって人を変えることはできない」

「人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている」

以上三つです。

・・・

仕事で成功を収めた会社役員などが読む本なのかと

勝手にイメージしていましたが、そんなことはありませんでした。

どんな仕事にも役立ちますし、

夫婦生活、

そしてなにより子育てに、

非常に有益な本です。

・・・

ひとつ気になる点は、

社会的弱者にはあまり優しくない本なのかなあというところ。

精神的な病について若干差別的な発言があったように感じました。

読了後またアップします。

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『1日1枚の企画で仕事が変わる』臼井由妃

毎日1枚でいいから、

たった1行でもいいから、企画を紙に書く。

著者はこう決めてから、気楽に企画と対することができるように

なったそうです。

では企画とはなにか。

「自分を含めたみんなをワクワク・ドキドキさせるプラン」

であると臼井さんは言います。

仕事だけではなく日常生活全般にわたって、自分が

「ああしたい」「こうしたい」と思って計画することはすべて企画。

たとえば、

初デートのプランを練ったり、

旅行の計画を立てたり、

ダイエットメニューを考えたり。

こういう企画がいっぱいあったほうが、毎日が楽しくなるのです。

・・・

この本のいいところは、

1.読んでいて楽しい。ワクワク・ドキドキ感がある。

2.知的好奇心が得られる。

3.具体的な記述が多く、すぐやってみようという気になる。

4.仕事にも私生活にも役立つ。

5.頭が柔らかくなる。

最近、

読んでネガティブな気持ちになる本は、あまり手に取る気になりません。

小説は別ですけど。

つい先日、買おうと思ってやめた本があります。

ビジネスコーナーでベストセラーとして紹介されていた本です。

50歳前後の男性が書いたものでした。

目次に目をとおし、パラパラッとめくって「よし買おう」とレジに並びました。

すごく仕事に活かせそうな本です。

わくわくして、テンションがあがります。

並んでいる間、最後のページを読むと、

「奥さんは旦那さんが書斎にこもる時間を作ってあげなさい。

奥さんには家全体が自分のものという意識があるだろうが、

男はそうではない」

みたいな記述があり、私は列を離れ、本を書棚へ戻しました。

あらためて著者経歴を見てみると、私は彼の本を一冊買ったことが

あり、そこにも「えー」と思うような記述があったのです。

(女中さんにもわかるような文章を書け、とか)

彼の本はもう手にとらないでしょう。

お金出してむかむかするのはいやですからね。

『1日1枚の企画で仕事が変わる』の臼井由妃さんは、

そんな思いをさせません。

自分が落ち込んだ経験をだらだらと(私みたいに)

書きませんし、どう立ち直ったか、

そして

どう仕事に活かしたか教えてくれます。

これはすごくためになりました。

「不平・不満・グチの出る暮らしには、改善の余地があるということ」

臼井さんは、イヤなことやムカツクこと、つらいこと、苦しいことなど

があって悩んでしまうようなとき、

「ネタ、もらった!」

と喜ぶようにしているそうです。

確かに

自分が困ったことを乗り越えれば他人様の役にも立てますし、

乗り越えようと頭をひねれば何かの商品化につながるかも

しれません。

・・・

この本を読んで以来(まだ数日ですが)、

毎朝1枚企画を書いています。

昨日の企画は

「気持のいい接客をする。気持のいい接客をうける。」

その前日六本木ヒルズの映画館でドリンクを買った際、

とても素敵な店員さんに出会いました。

メガネの似合う、清潔感たっぷりのかわいらしい女性です。

きちんと目をみて話してくれて、心のこもった受け答えをして

くれました。

彼女がどう素敵だったのかを考え、

彼女のような接客をするには、

そして受けるにはどうしたらいいか

という企画を考えました。

そうして1日を過ごすと、とても面白かったです。

感じの悪い店員さんに遭遇しても、不快になりませんでした。

・・・

この本は読むだけで楽しいですが、実行に移すと

1日1日がとても新鮮になります。

ただ漫然と過ごすことがなくなります。

お勧めの一冊です。

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『妄撮』

欲しいと思った本があったら迷わず買えるようになりました。

禁酒して、月数万円が浮いたからです。

↓お酒やめました

http://child-book-time.cocolog-nifty.com/blog/cat31334721/index.html

そんな私ですが、最近購入を迷った本がありました。

タイトルは

『妄撮』

表紙にはメイク中の女性。

服が破られて下着(と谷間)があらわになっています。

服は実際に破られているわけではなく、

一度撮影して、その写真を破っているのです。

・・・

この写真集のコンセプトは、

「日常生活の中で、男(中学生男子?)が妄想するものを

 現実にする」

つまり、

「この女の人はどんな下着を身につけてるのかなー」

「どんなお尻なのかなー」

という想像の願望を、かなえてあげた一冊です。

女性の私がこの本をほしいと思ったのは、

へー男の人ってこんなこと考えてるんだ

と知りたかったわけではありません。

(20年以上女をやってれば、それくらいもうわかります・・・)

第一に、出ている女性が可愛いから。

綺麗な女のひとを見るのは、女性からしても本当に楽しい。

素敵なファッションやメイクやヘアの女性が多い街に行くと、

テンションがあがります。

グラビアも同じです。

すべすべの肌、華奢な身体に豊満な胸、長い手足、

そして顔が可愛い。

ため息ものです。

ただ、よく見かける写真集は、

口に指を入れていたり足を開いていたり

格好もあられもないものが多く、

それだと扇情的すぎるというか

さすがに男性向けだなというかんじです。

この写真集はそういったものではなく、

ただひたすら

「男の妄想を現実に」

それだけ。

なので、一回迷ったのですが、次に書店を訪れた際買いました。

ベビーカー押して、ビジネス本と小説と合わせて買いました。

店員さんはどう思ったでしょうか・・・

女性にお勧めなのは、

今宿麻美さんが出ていること。

この方は女性誌で活躍中のクールなモデルさんなのですが、

まさか出ていらっしゃるとは思いませんでした。

今宿さんに違いないと確信しつつ、表紙の名前を確認してしまった

ほどです。

脱いでも彼女はクールでした。

他にもスザンヌ、川村ゆきえ、磯山さやか、山本梓、谷村美月など

よく知った方々が出てくるので

写真集に疎い方も楽しめると思います。

みなさん、本当に可愛くて素敵ですよ。

女性の方には、いろいろと参考になるかも?

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『書店ポップ術 グッドセラーはこうして生まれる』梅原潤一

私が書店ポップをはじめて見たのは、十年ほど前。

ヴィレッジバンガードという、本と雑貨を一緒に売っているお店

でした。

(本好き、雑貨好きにはテンションのあがる場所です)

このお店がポップをはじめたのだと思っていましたが、

『書店ポップ術』の著者梅原潤一さんは

それより前から書いてきたようです。

本の内容はタイトルそのままで

ポップ制作の裏側を、本といっしょに一枚一枚解説してくれる

というもの。

見開きの、

左に本の画像、タイトル、梅原さんのコメント

(ポップ制作の過程、苦労、成功or失敗など)

右にポップ。

というつくりになっていて、非常に見やすいです。

自分の好きな本にどのようなポップがつけられたのか、

マイナーな本を売るため(勧めるため)にどんな宣伝をしたのか

など興味が尽きません。

未読の本で、読みたくなってしまったものが二冊。

1.『東京伝説 うごめく街の怖い話』平山夢明

ポップは<山手線の優先席にいつまでも座り続ける親子>

不気味すぎます。

2.『鉄槌』いしかわじゅん

<こんなヒドイ話があっていいのでしょうか?>

(トイレ休憩中スキーバスに置いてけぼりにされ、

その後追いついたものの運転手もガイドも謝らない。

そのことをマンガにしたら旅行会社から訴えられた、という話)

・・・

本好き、書店好きの方はまず楽しめる一冊だと思います。

ただひとつ不満なのは、

「○○を超えた!」

という表現が多用されていること。

その著者の代表作を用いて新作を宣伝するという手法は

問題があるわけではないし、実際効果的なのでしょう。

でも、

「ほんとうかなあ」

と思って買って、

「やっぱりそんなわけなかった・・・」

という読後の落胆も考えてほしいです。

最近では、吉田修一の『さよなら渓谷』に

<悪人を超えた!>

という帯がついていて迷わずレジへ走りました。

『悪人』は去年読んだ600冊以上の中でベストワンだったから。

結果は落胆。

絶対超えてない!!

その後吉田修一作品には用心するようになりました。

これって、

「とりあえず売る」

ためには効果的ですけど(実際買ってしまいましたし)

「継続してその作家のファンになってもらう」

ためには逆効果。

かといって私が『さよなら渓谷』を勧めろと言われたって、

どう書いていいか悩みます。

勧める気が起きないので・・・

売るためには、嘘も必要なんですかね?

・・・

しかしこの『書店ポップ術』に限っては、

梅原さんが書きたいものだけを書いているので、

嘘はないです。

結果的に期待はずれだったとしても、とりあえず嘘ではないです。

って結局、人には好みがあるっていうことですね。

本を買うときは自己責任で。(自分に言い聞かせてます)

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『金になる人脈』柴田英寿

『倍速実現マップ』

http://child-book-time.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_b1a7.html

で、人脈についての考えが不足しているとわかりましたので、

さっそく買って読んでみました。

ためになった部分は、

1.私のような人脈のない人間がやるべきことは、

「仕事を着実にこなし、人間関係も一つずつ築いていく」

ことである

2.信用できないやつだと思われると回復はほぼ不可能。

そう思われないためには、

自己中心的な言動をせず、約束をきちんと守る

以上二点です。

着々と実績を築いてきた著者が言うと、説得力があります。

・・・

逆にためにならなかった部分、

というかあまりよいと感じなかった部分は、

1.他人に対して厳しすぎる

(個人攻撃のような記述も見られる)

2.全体的に文章が暗い

3.第三章「人脈の理論」が間延びしていて、

書籍化するためにくっつけた感が否めない

以上三点です。

勝間和代さんの論理によれば、

「書籍はどんどん買って読むべきだ。

そうすればどんな本でもひとつはなるほどと思うところがある」

そのとおり、

二点はなるほどと思うところがあった

そんな本でした。

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『倍速実現マップ』内方恵一朗

・夢を必ず実現させたい

・夢や目標を見つけたい

・目標を一年以内に達成したい

こういった方にお勧めの、穴埋め式加速実現ツールです。

メカニズムは、

この本に挟まれた表の

25マスに書き込む

バランスをチェック

現実が動き出す

というものです。

結論から言いますと、

役に立ちます。

夢や目標の実現に向けて努力されている方は

大勢いると思います。

私もそうです。

けれど、誰しもどこかしら偏りがあると思うのです。

たとえば私は、

目標を明確にしたり、

毎日こつこつやることを決めて実行したり

といったことは行っていましたが、

目標達成のための人脈作りや、

目標達成した場合の収穫などについては

それほど深く考えたことがありませんでした。

『倍速実現マップ』はこうしたバランスの悪さに気づかせてくれます。

気づくと、どうにかしなくてはと思います。行動にうつします。

また、手帳に挟んだり壁に張ったりすることで、

常に目標を自覚し、今やるべきことを確認できます。

・・・

・主婦がオペラ歌手になった

・30代男性が年収1.5倍増プロジェクトに成功し、1000万円

プレイヤーになった

・エステ経営者が2000万円の借金を返済した

などちょっと桁はずれだなと思えるような夢を実現した

方々のマップも載っています。

驚くべきは、

「ほとんどの人がマップに書いた達成期限よりも早く、

 その願望を達成している」

ということです。

・・・

まず、

マップを埋めることでやるべきことを自覚する。

書くという行為によって脳に記録されますし、

その後も目につく場所においておくことで

何度も確認できます。

読書していても、街を歩いていても、

目標実現に結びつけることができるようになります。

わくわく感もあって、気分が高揚します。

身体の悪い細胞が死んでいくような気がします。

やる気を引き出してくれる、お勧めの一冊です。

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『夢をかなえる人の手帳術』

このタイプの本を読むたび、

「勝間和代さんの著書は、

なんて広い範囲を網羅しているのだろう」

と感心します。

こちらの方が先に出版されましたし、

内容も決して悪くありません。

すーっと頭に入ってきやすい文章。

家事や育児や仕事に忙殺されて、

自分の時間をなかなか持てずに困っている

女性にぴったりだと思います。

あまり頭を使わずに読めます。

丁寧に紡ぎだされた文章といった感じで、

著者に好感も持てます。

抽象的な記述にかたよらず、

すぐ実践できることも多いので、

読み終えるころには達成感も抱けます。

「すごいなあっ!!」

というほどではありませんが、

ほわーんと満足はできる一冊です。

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『共働き生活がもっとうまくいく発想法』

遠くに住む友人からお悩みメールが来ました。

要点は、

1.夫がケチである

2.夫に思いやりが欠けている

3.以上二点によりストレスがたまっている

というものです。

1は具体的に、

「猛暑にも関わらず、クーラーの使用を許可されない」

彼女の住居は九州の盆地です。

暑さは想像するだけで苛酷。

「電気代が4000円を超えると家族会議」

こんな夫いやですね・・・

2は、

「俺は月曜~金曜朝から晩まで仕事、土曜も出勤、

日曜は資格の学校。主婦はヒマでいいよなあ」

などの発言。

友人には幼い二人の娘ちゃんがいて、しかも年子です。

たまには夫に育児や家事を分担してほしいでしょう。

彼女はストレスから、夜はワインがないと眠れないと言います。

・・・

今日読み終えた、『共働き生活がもっとうまくいく発想法』に

こんな記述がありました。

「主婦のほうが勤めに出ている女性より育児の問題、

夫との問題に影響されやすいという研究結果がある。

仕事から得られる自我というものがないから、自分が

存在する意義や達成感を感じることがない。

つまり、夫との問題や家庭問題を相殺するものが何も

ない」

この記述が正しいかどうかは別として、

少し理解できる部分はあります。

私の妹は、子どもが小さいとき、ストレスから心療内科に

通っていたことがあります。

薬を飲むと家事育児がテキパキはかどると言っていました。

けれど、バイトをはじめてから、薬なしで毎日楽しく過ごせる

ようになったそうです。

私は少し前から仕事をはじめましたが、

仕事に没頭しているあいだは確かに、考えたくないことを

考えずに済みます(例:入院している父の様子など)。

子どもと四六時中一緒にいるのが苦痛な人は、

働くことも解決法のひとつだと思います。

・・・

『共働き生活がもっとうまくいく発想法』は、

共働きでなくとも、とても役に立つ本です。

「ストレスはなぜ生じるか」

このことについて丁寧にわかりやすく書いてありますし、

心理学者である夫婦の共著ですので男女どちらかの

意見に偏っているということもありません。

中でも特に有益なのは、

巻末のCOR(資源評価)リストです。

私たちの家庭にどのような資源があるか、不足しているか、

今後どのような資源を欲するか、欲しないか

などがよくわかります。

リストはさまざまな職業に就く人々によって、

チェックを重ねて作成されたものです。

74項目からなります。

たとえば、

・必要十分な睡眠時間

・仕事のための時間

・子どもたちとのいい関係

・子どもたちの健康

・楽観的な考え方

・パートナーとの緊密さ

などです。

リストをチェックすると、

不足している資源は何か

過剰な資源は何か

がわかり、ストレスの原因が判明します。

さらに、夫婦として、家族としての将来への展望が見えてきます。

・・・

メールをくれた友人同様、我が家もなかなか夫と話す時間が

持てません。

けれど今朝、この本を一緒に読んでみましたところ、

時間がとれない原因とそれに対する策を講じることが

できました。

とても清々しい気分です。

でも、友人には

「この本おもしろかったよー」

程度しか勧めないと思います。

禁酒も、

添加物を避ける生活も、

自分ではいいと思って、

こうしてブログにも書いていますが、

身近な人には勧めません。

逆の立場だったら余計なお世話ですし

本人が決めることですものね・・・

・・・

最後になりますが、

さきほど触れた

「ストレスはどうして生じるのか」

について著者は、以下の三つのいずれかの状況で生じる

と書いています。

1.自分が価値を置いている「資源」を失う可能性がある場合

(損失への不安)

2.自分が価値を置いている「資源」を現実に失った場合

(実際の損失)

3.自らの「重要資源」を与えたにもかかわらず、

その見返りとしての「資源」が得られない場合

(獲得の失敗)

・・・

私は1にあてはまると感じました。

夫と一緒にいられる時間が極端に短いと、

自分の大切に思う資源(パートナーとの緊密さ、

娘との楽しい時間など)を失う可能性があると

思ったのです。

自分のストレスの原因を分析できて、

しかも解決に向けて一歩踏み出せる。

共働きでない夫婦にもお勧めの一冊です。

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川本裕子『時間管理革命』

勝間和代さんが著書で度々推薦されていたので、読みました。

「悪い本ではないけれど、物足りない」

というのが感想です。

一時間で読める薄さだからではなく、

勝間さんの本を数冊読んだあとでは、内容的にも

物足りないと感じる箇所が多いのです。

・ワクワク感

・具体性

・よく考えられた章立て

などです。

133ページという短さにも関わらず、

同じような内容を繰り返し説明している箇所が多く見られます。

抽象的な記述も多々あって、

いますぐこれ、やってみよう!

と実行に移しづらい。

勝間和代さんの

『効率が10倍アップする 新・知的生産術』や

『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』

には、読む側の知的好奇心を満たしてくれる記述や、

やる気を起こさせてくれる文章が数多くあります。

・・・

勝間さん信者みたいな記事になってしまいました。

すみません。

いまさらですが、

川本裕子さんの人柄と頭の良さはよく伝わってくる本です。

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谷山雅計『広告コピーってこう書くんだ』

谷山雅計さんは、

東京ガス「ガス・パッ・チョ」

新潮文庫「Yonda?」

日本テレビ「日テレ営業中」

などのコピーをつくった、コピーライターです。

広告の世界を知らない人間にとってコピーというものは、

才能のある人がひらめきや直感で作る、

そんなイメージがあります。

(奇抜なデザインの椅子に腰掛け、くわえ煙草でウーンと

考え込み、突然目を見開いて「ひらめいたっ!」みたいな)

けれど、実際は違うようです。

とにかく書きまくる。

一晩で100本のキャッチコピーをつくる。

たくさん書くことがなぜ大事なのかも、彼はきちんと説明します。

コピーを書くという作業は、三つのステップから成り立っており、

その最初のステップが

「たくさん書く」

ことと関係があるのです。

それは、二つ目三つ目のステップと併せて、

へー!

と驚き、納得の内容でした。

ヤラレター!!

と感じたのは、かに道楽のCMです。

これは、大阪の動くかに看板を実際に外して

伊豆の温泉に入れたりして、かにに旅をさせているかのように

みせたJR東海の広告です。

「いま大阪の人が言いたいこと、話題にしたいことはなにか」

谷山雅計さんはそのことを考えて、広告キャンペーンを

作ったと言います。

予想は見事あたります。

大阪のおばちゃんたちの会話、想像つきますよね?

この章は感心しつつ、笑えました。

彼は本書の中で、コピーの役割というものについてよく触れます。

スポンサーのこと、広告を読む人たちのこと、

ひいては、広告を読まない人たちのことまで考えているのです。

ビックリです。

一流のコピーライターは、奇をてらうのではなく、

こつこつまじめに誠実に仕事をしていくのだなあと感じました。

コピーライターを目指す人には、即実践できそうなことや心構えが

山ほど書いてあります。

広告の世界とあまり関係のないところで生活している人が読んだら、

今後広告を見る視点が変わって、とても面白いと思います。

装丁も、目に鮮やかでフォントが可愛くて、さすが素敵です。

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