アルコール依存症-国に望むこと

意見を聞かせてください

【タスポあと一歩】

私は喫煙の習慣がないのですが、調べてみるとタスポというのは自販機でたばこを購入するための成人識別システムだそうですね。
つまり、コンビニ等対面できる場所ではタスポの必要がない。

これって、何か変だと思います。
・成人に見える未成年もいる
・明らかに未成年だとしても年齢確認をしない店員だっている
こういうことってあり得ると思いませんか。深夜に一人で店番しているときに柄の悪い男子高校生の集団が入ってきて、タバコくれといわれたら「成人だと思った」という言い訳を用意して売ってしまう人、いるのでは。

また、変だと思うのは、

なぜその対象がたばこだけであって、酒ではないのか?

つまり、私の主張は

◎タスポはコンビニ等でも必須とすべきである
◎酒にもタスポのようなシステムを導入すべきである

この二点なのです。特に今回強く思うのは後者。

タスポ酒バージョンの目的は

なぜ酒にもタスポ酒バージョン(仮にアスポとします)が必要かという理由は、未成年の飲酒を防ぐというのが第一。

アルコール依存症患者(もしくは断酒を誓った人)に酒を売らないというのが第二です。

「それはアルコール依存症者に対する根本的な解決になっていない」というのは理解できます。自ら「酒を断つ」という気持ちが少しでも湧いてこないと(たとえば底つきなどによって)、断酒は困難だからです。

ただ、退院後に断酒を続行している患者にとって、「酒が買えない」というのは大きなストッパーになると思うのです。

退院したばかりの患者は、町中、テレビ中にあふれる酒の情報に心をかき乱されます。そうしたとき、「ああ、もういつでも酒が買えるんだなあ」と「でも自分には買えないんだ」では大きな差があると、私は考えます。

【どういったシステムにするか】

まーこれは、理想なので好き勝手なことを書かせてもらいますが、

◎すべてのJR駅に「酒たばこ出張所」を作る

そこでタスポやアスポに関する手続きの一切を取り仕切るのです。

大きなポイントは、

未成年の喫煙・飲酒を防ぐだけでなく、禁煙・禁酒もサポートする

ということです。
「もう吸わない」「もう飲まない」と決めた人は、そこにタスポ・アスポを返還する。発行できないように手続きする。

もちろん、

自動販売機だけでなく、コンビニや商店、酒屋でもタスポ・アスポなしに販売してはならない

という法律を作って。

【どう思いますか?】

どうでしょう。これ、実現しないかな・・・

自分がアルコール依存症になったとして、どうしてもどうしても飲みたかったら結局はどうにかして呑むと思うんです。でも、そんな状態のひとは、まだ回復段階にないということです。
そうじゃなく、復活への道のりを歩みはじめたひと、そこまで重症になる前に断酒を誓ったひと、そういった方々の力に少しはなると思うんですが・・・

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ビールや酒のCMについて

ある二日酔いの朝、ふと「このままお酒をやめたらどうなるかな」と考えました。
まー気持ち悪くて頭痛くて、こんな思いもうイヤ! というのもありましたし、その飲み会でちょっと不快な目に遭ったというのもあります。

でも、きっかけはほんとに些細でした。
やめたらどうなるかな」「試しにやめてみよう

自分でも不思議なことに、その後「あー呑みたい!」「ビールでのどを潤したい!」などと思うことがなかったんです。あれだけ飲んでいたのに。

コマーシャルを見ても何も感じません。

父の入院に関わっていたときは、キリンやサッポロのCMを見るたび「アル中を増やす会社の宣伝ね」などと鼻で笑っていたのに。(・・・って、そのCMを飲みながら見ていたわけですが)

つまり、「禁酒することによって得たメリット」があまりに大きすぎて、もうあの生活に戻ろうという気になれなかったんです。アルコールによって得られる高揚感、多幸感は本当に一時的で、その後はいいことまるでなしですから。

・・・

今回はCMについて書きたいと思います。

この広告という業界、非常に厄介です。私はライターをやっていますので少々関わっているわけですが、何が厄介かといいますと、スポンサーが絶対だということです。

まー100%そうだとはいいませんが、たいていそうです。

勝間和代さんが環境問題を論じるテレビ番組に出演した際、「車に乗らないようにすればいい」と主張しようとしたら、ディレクターから「車メーカーがスポンサーになっているから、それはやめてくれ」と頼まれたというのは有名な話。

酒に関してもそうなんです。

たとえば夕方のニュースの特集。18:17くらいから各局でやっているあれです。
たいていは「500円で満腹丸の内ランチ」とか「旬の魚介てんこもり」といった食欲をそそるものか、質屋の裏側、ホストに貢ぐ女、といった人間模様。最近多いのは「ひきこもりからの脱出」。どれもこれもスポンサーに影響ありません。

勘のいい方はもうおわかりでしょうが、「アルコール依存症」について特集されないのは、ビールやワイン、ウィスキー、日本酒メーカーがスポンサーだからです。

こうして、アルコール依存症に関する生きた情報と知識が共有されることなく、闇に葬り去られていくのです。

お金のために。

ところで、最近たばこのCM減りましたよね。国の政策が進んだからでしょうね。平成14年の健康増進法によって健康意識はどんどん高まりました。喫煙者は迫害されているといっても過言ではありません。

アルコールに関してもこれくらい強気な措置が必要だと私は考えています。

「たばこは百害あって一利なし」
対して
「酒は百薬の長」
といわれます。

大間違いです。

高タンパク高ビタミンの食事と一緒に飲めば大丈夫だなどと医者も言いますが(酒メーカーが同じことを言っても信ぴょう性なし)、最初はそうでもどんどんアリ地獄のようにハマっていくのがアルコール依存症です。

お酒は薬じゃなくて、毒です

早くアルコールもたばこと同じ扱いになって、CMの自主規制が進まないかなと思います。
アルコール依存症の方、そして苦しむ家族や恋人たちのために、少しでも何か力になれないかなと考えています。

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アルコール依存症を減らすには

久里浜式アルコールスクリーニングテスト(KAST)って、計算がややこしいですよね。
http://www.nsknet.or.jp/~hy-comp/check/kast.html

アルコール依存症の進行した方が小数点の計算をちまちまできるでしょうか・・・(笑)
私の父は、無理でした。今ほど進行していないときだったにも関わらず。
まー、だいたいざっとみて、「あーあてはまってるな」とは感じたみたいですけど。

KAST以外にも、アルコール依存症かどうかを診断するテストはあります。

CAGEテスト
1.飲酒量を減らさなければと感じたことがありますか。(Cut down)
2.他人にあなたの飲酒を非難されて気に障ったことがありますか(Annoyed by criticism)
3.自分の飲酒について罪悪感を感じたことがありますか(Guilty feeling)
4.神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために「迎え酒」をしたことがありますか(Eye-opener)

二項目以上当てはまる場合はアルコール依存症の可能性があります。

私は基本的に、お酒を飲み続ける人はアルコール依存症予備軍だという考えです。けれど、それでも「ああこの人はアルコール依存症じゃないな。おそらくこのままいっても依存症にはならないだろう」という人がいます。それはどういう方かと言いますと、

アルコール依存症ではない呑み方

1.晩酌を欠かさないが、ビール350ml缶程度
2.今日は呑まないでおこうと思ったら呑まないでいられる
3.悲しいこと、つらいこと、腹のたつことがあったからといって酒に頼らない
4.医者から「酒量を減らしなさい」「禁酒しなさい」などと言われた経験がない
5.家族や会社のひと、友人などから「あなたの飲み方は問題がある」と言われた経験がない
6.酔って記憶をなくさない
7.休日だからといって昼間から飲まない
8.眠るために飲むわけではない(酒がなくても眠れる
9.酔って怒ったり泣いたりしない
10.きちんと食事もする

以上は長年アルコール依存症患者(父とその周りの人たち)を見てきた私の考えです。逆にいえば、上記と反対の方がアルコール依存症だと思うわけです。

医学用語ではアルコール依存症予備軍のことを「アルコール乱用」と呼ぶそうです。
アルコール依存症の診断基準は満たしていないものの、飲酒によって何らかの支障が生じているにも関わらず、飲酒を続けることを指します。

アルコール依存症の家族としては、これはもう立派にアルコール依存症の領域だと思いますが・・・どんなに甘く見積もっても「ほぼアルコール依存症」です。
肝臓の数値が悪いのに酒をやめられず、ブラックアウトしたり、酔っ払って怒鳴ったり泣いたり暴力をふるったり。これを「予備軍」と呼ぶのは、日本が酒に寛容な証拠だと思います。

アルコール依存症を減らす手段のひとつに、酒に厳しい国にするということが挙げられます

酒の自販機撤廃
・コンビニで酒を販売しない
CMを規制する
・アルコール依存症の恐ろしさを啓発していく
酒税を上げる

愛煙家の方が「(たばこが)1000円になったら禁煙する」なんて言いますが、アルコール依存症の方はビールが一缶1000円になったら断酒するでしょうか。
しないでしょうね。依存症にまでなっていたら値上げ程度ではやめられません。万引きするでしょう・・・

なので、アルコール依存症をこれ以上増やさないためにも、その前段階の方にアピールするために上記提案が有効だと思うのです。

アルコール依存症患者が増えると、家族や親戚、会社、ご近所が苦しむだけでなく、犯罪を起こしたり生産性が下がったりと、結局は国の価値を下げるのですから、政治家はもっとアルコール依存症対策に力を入れてほしいです。

衆議院選でどこかの党が公約に組み込んでくれないかな。

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